エクストラブリュー で乾杯。 ~ day 257 (20200325)

「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます。
257日目。
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サッポロ黒ラベルからの派生。エクストラブリューです。

プレスリリースによると、

生ビールの“爽快なのどごし”を実現し、さらに進化した特別な「サッポロ生ビール黒ラベル　エクストラブリュー」

「サッポロ生ビール黒ラベル　エクストラブリュー」発売 | ニュースリリース | サッポロビール

とのこと。

ま、見た目も味も、定番の黒ラベルとの違いは、ほとんどわからないのですが…ともかく、おいしいビールであることは間違いない。呑み飽きないやつですね。

中味特長
・当社独自開発の「旨さ長持ち麦芽」を100％使用
・「新・旨さ長持ち麦芽」を一部使用。
・“爽快なのどごし”

ということで、このビールで使われている「 旨さ長持ち麦芽 」。

ビールのおいしさが損なわれるということは、ビールに含まれる脂質が酸化するから、だそうです。
その過程に関わる酵素が、リポキシゲナーゼ−1（LOX-1）というもので、これは大麦がもともと持っているもの。

その LOX-1 を含まない大麦を見つけて、世界に先駆けて栽培にこぎつけたのが、サッポロビールの研究者。

「旨さ長持ち麦芽」～大麦育種からおいしさに挑戦～|サッポログループの研究トピックス|サッポロホールディングス

そして、その LOX レス麦芽を精麦する工程で、さらに他の脂質酸化酵素まで取り除いて作られたのが、「 新・旨さ長持ち麦芽 」。

個人的には、雑味も味わいのひとつなんじゃないかな？とは思うのですが…
大量に一定の品質のものを広く流通させることが目的の、メジャーならではの考え方なんでしょうね。

そういえば、サッポロビールによるビールの素材の研究開発ということだと、前に ソラチエース というホップもありました。

この、ひとつのことをとことん深く掘り下げていく、という取り組みは、日本のメーカーらしいな、と思います。

ごちそうさま。