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悪魔のビール で乾杯。 ~ day 266 (20200403)

「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます。
266日目。
これまでのログは → こちら


この日は、ベルギーを代表するゴールデンエール、DUVEL です。

この、VEDETT と同じ、デュベル・モルトガット社で醸造されています。

DUVEL は、地元の方言で「 悪魔 」のこと。

地元の試飲会で近所の靴屋だったヴァン・デ・ワウワーが衝撃的なアロマに感銘を受け、「 このビールはまさに悪魔だ 」と表現。
以来、名称が「 Duvel 」に変更された。当時のキリスト教国のベルギーでは、この時代に「 悪魔 」という名前を冠するのはかなりセンセーショナルなこと。

というストーリーがあるそうです。
靴屋の個人名が、いまにも伝えられてるのが、ちょっといい感じです、笑

にしても、ベルギーのサッカー代表チームも、通称「 赤い悪魔 」。
ベルギーの人たちって、悪魔好きなん?

ビールは新鮮なものがいい、と言われる一方で、この DUVEL は瓶内2次発酵が特徴。瓶詰めされた後、温度差のある2種類の貯蔵庫で、2カ月におよぶ熟成と瓶内発酵を行います。

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そうして出来上がったビールがこちら。
1923年から、変わらないレシピで作り続けられています。

きめ細やかな泡が特徴で、本来だとチューリップグラスに注ぐのがベストなのですが、持ち合わせてないので普通のグラスに注ぎます。
それでも、こんな感じに、こんもりとした泡が立ちます。

ブロンドカラー。ひとくち目に、しっかりとした苦み。それから、モルトの風味、ホップの柑橘系のアロマ。アルコール度数は8.5%と高めですが、キレがあります。

いままでにも何度か呑んだことありましたけど、こういう風に意識して呑むと、また印象も変わりますね。

今度はちゃんと、チューリップグラスで。

ごちそうさま。



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