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美容師から越境ECマーケターになった私のキャリアチェンジ物語
お久しぶりです!沼野です!
今回は私のキャリアチェンジ物語を勝手にお話したいと思います!
話を始める前に、以下のことにご留意くださいw
1. この記事は私のこれまでのキャリア遍歴を供養するため、そしてたまたま通りかかったキャリアに悩む人に元気…というかなんか、自分だけじゃないんだみたいな、そういう気持ちになってもらえたらいいな!そのために書いた記事です。それ以外の人はサラリと素通りしてください。(失礼)スミマセン
2. この記事で私が話していることは「私はこうだったょ」ということで、人によってキャリアのあり方や進め方って色々あると思うし、正解も不正解もないから「こうした方がいいんだ」という捉え方はしないでいいです。私もアドバイスや意見はしません。(無責任)
3. この記事では笑い話のように話を進めますが、その当時は笑い話なんて思えなかったです。無理して「愉快な人生🎵」と考えてはいました。あのイチローも「ピンチはチャンスなんてその時その瞬間に思えるほど、僕は強くない」と言っています。だから、、、Don't worry! そんな感じです。(察して)
キャリアのスタートは美容師から
私は大学卒業後に美容学校に入学して美容師になりました。
日本では美容師ってほとんどの人が20歳で始めます。私は25歳でした。
5年のラグがあるのは大学入学前に1年浪人してるからですw
ちなみに私はカナダ留学を決めた時も美容学校進学を決めた時も、もうお金を振込まないと後が無い、今から就職なんて無理な状態になってから親に報告しています。(超経済的親不孝少女)
「ちょっと度胸と行動力があるってのも時にアレよね…」
これが最終的に親が搾り出した言葉です。
私は「度胸と行動力がある」の部分だけ切り出して前向きに捉えました。(激ヤバ)
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大学卒業後に美容師の道を目指したのはズバリ
「何者かになりたかったから」です。
あと日本の就活のあり方がキモすぎて途中で辞めたら3月になってたからです。
当時の私は明らかに視野が狭く他責で、普通に就職して普通の会社員になったって、どうせ何にもなれないと思っていました。
だから自分にしかできない何かを探し求めて美容師の道を選びました。
私の美容師期
最初は大阪の美容室に就職し、難波店に配属されました。
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翌年1月から東京、銀座の別の会社の美容室に移りました。
先輩の昼飯調達というクソな風習が無くなった以外1日の流れはそこまで変わりませんが、ここから私のやる気スイッチが入ります。
自分と同年代(美容師歴5年目くらい)の人たちを追い抜いてやるわと、当時は燃えていました。
結果的にそれから2年半でデビューして副店長になりました。
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美容師を辞めた理由
正直自分が生涯かけて美容師をやれるとは思っていませんでした。
何者かになりたくて美容師になったけど、割と初期の段階で「この業界で私は何者かにはなれないし、なりたいと思っていない」事に気づいていました。美容学校時代には気づいていたと思います。
だから私は「30歳になったら一度立ち止まるタイミングを作る。それまではいけるところまでいく。」と決めていました。
私が30歳になる年は世界中の誰もが忘れられない年になります。2020年!
世界中がビターッと止まってしまっていたあの時期、私は毎日銀座に通っていました。私の美容室は最低限の人員で運営していたのです。
あの数ヶ月間で本当にいろんなことがあって。
最終的には次何をするか全く決まっていない状態で退職を決めました。
(確か心が折れて再起不能になったんですよね、、、記憶があまりありませんw)
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美容師の次のキャリア
退職日の2週間ほど前に、日本に入ってきたばかりの外資系美容室専売品メーカーに就職を決めました。結局また美容師の世界だけど、美容師って美容師辞めるとスキル何も無いんですよね。対人スキルはあるけど、それ以上でも以下でもない。正直対人スキルがあるから雇ってくれる会社なんてほとんど無いのが現実です。
今では本当に申し訳ないと思っているのですが、このメーカーでは半年間しか勤めず、その間自分の心と体の回復に注力しました。それができる会社だったという事です。
さらにこの半年は自分が何を目指したいのかを自問自答する期間にもなりました。まず考えたのは、「自分は本当に美容師の世界から離れて後悔ない状態なのか」という事です。なんやかんや美容師の世界が好きだったのかもしれません。
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もう一度別の美容室に就職して復帰する可能性を踏まえていろんなサロンに見学に行きました。
別の美容師関連の仕事を探して応募もしてみました。
自分の美容室を出すことも考えて、実際に必要な資金の見積もりを出したり、場所を探したりしました。
結局次の職場として選んだのが、美容師専用オンラインセミナー配信会社への就職でした。美容師の世界が捨てたもんじゃないことを自分に証明したくてそうしました。
リスキリングを始める
次の職場では日本の美容師の頂点にいる人たちと沢山お仕事をさせていただきました。「美容師の世界も捨てたもんじゃない」と証明するのに、さほど時間はいりませんでした。日本の美容師は素晴らしいです。日本の美容師の頂点にいる人たちは本当に努力家で、謙虚で、楽しく前向きな人たちでした。
彼らと接していくうちに、自分のマインドに問題があったこと、自分の長所短所や得意不得意に気付いていなかったこと、自分がありたい姿が不明確だったことに気がつきました。(この時32歳。ドヤ)
ちょうどそんなタイミングで、自社SNS運用が始まります。
結果的にはこのSNS運用で大きな成果を上げる事に成功し、私のキャリアに大きく影響を与える成功体験となりました。
この時の話は別の記事にしているのでよかったら読んでください。
自社SNSでの成功体験をきっかけに、自分がマーケティングに興味があり、まさに目指したい方向性で得意分野なのかもしれないと考え始めました。
次はマーケティングポジションで挑戦しようと決めたものの、未経験のマーケターを正社員で採用する会社がどこにあるでしょうか。たとえ今から猛勉強して一通りのマーケティング知識を会得したとしても、どの求人にも「実務経験」の四字熟語が…グサッとやられるのが現実です。
さらに私は学生時代外交官を目指していたという過去もあり(衝撃の事実)、次は絶対に海外に関わる仕事をしたい!と強く考えていました。
「未経験×海外マーケティング」…ハイ。難易度爆あがりでーす。
そこで私が目をつけたのが「Webデザイナー」です。
ありがたいことにセミナー配信企業ではディレクターとしてセミナーページのサムネイル企画やSNSコンテンツ企画作成をしてきたので、動画編集・Photoshop、Illustratorを使うことができました。
「これでサイト制作もできて、英語もある程度できれば、即戦力になれるのでは…!マーケポジションは入ってから目指す事にしよう!」
と考えたわけです。
「無計画&安直な思考回路で怖いもの知らずに次に進む精神力」と
「なんとかなるべという謎の自信」は私の強みですw
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新しいスキルと現職
働きながらWebデザイナーのスキルを独学で学んだ私ですが、1回だけ失敗しています。
最初はmac OSのプログラミング言語Swiftを学んでいたのですが、難しすぎました。ゆで卵メーカーアプリを作れるようになった所でHTML、CSSに切り替えて勉強しています。
自分にとって難しすぎることに時間をかけるよりも、自分の得意を伸ばした方がいい。ということでサッサと切り替えました。
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現職にはHTML、CSSとBootstrapをある程度学んだ段階で応募しました。
市販の履歴書ではなく、せっかくデザインツールが使えるからと自作の履歴書と職務経歴書を送り、入社することができました。
今考えると、SNS運用の体験や自作の履歴書でスキルをアピールしたことも大きな要因ですが、社長と当時の人事担当の方は新しいことを躊躇なく学んだり、挑戦することができる点を買ってくれたのかもしれません。
そう思っておく事にします!
そして今私は、HTMLやCSS、webデザインのスキルをバリバリ使って仕事を。。。
してません!(爆)
配属してもらったチームが思いっきりマーケティングとサイト運用のチームだったので、当初の私の希望通りマーケティングの仕事をしています!
実は手に入れたスキルが全く役に立っていないわけでもないのです。
Shopifyをいじっているとコードに触れるタイミングはよくあるし、マーケティング施策の中でデザイナーが必要なシーンもあるし、webサイトを作ったり変更するときはサイトの担当者と話をする必要があります。その時自分に少しでも知識があることで、話がスムーズに進みます。
リスキリングは終わらない
無事海外webマーケターとなった私ですが、まだまだ知らないことばかりです。現職に入社してから沢山のプロジェクトに関わらせていただきましたが、一つ一つ背景や課題が異なりクライアントの状況も異なるため、毎日が新しい課題との出会いです。
自分に不足していると感じるスキルは自分から教材を見つけて学びます。
YouTubeでもいいし、TikTokでもいい。とにかく自分がわからん!と思ったことをわかった!状態にするのに毎日大忙しですw
苦しんできた時間は自分を創る重要な時間だった
私は過去に歩んできたキャリアを後悔していません。
確かにかなり苦しかったけど、同時に得たことも沢山ありました。
大きなもので言うと、自分の価値観です。
・必要以上の上下関係はいらない
・自分が人にこう言う接し方をされると嫌だと感じる
・好きな仕事というだけでは、この先その仕事を好きでいられない
・お金にほんの少しでも余裕がないと、未来を見れない
・挑戦したい
・リスクが欲しい
・競争?やります
・漠然とした課題が大好物
・算数は苦手だけどデータ分析は好き
などなど…
働くって人生の大半を占めるものになるから、そこで重要になってくる自分の価値観や、自分が何が嫌で、どういう状況を楽しめるのかが明確になった事は、苦しんだ時間で得られた最高の産物だったと思います。
これからはそういった価値観を崩してみたり整えてみたりしながら、自分のキャリアを構築していきたいと思います。
最後の最後に怖いこと言います。(えっ)
私は常に人より遅れをとっていろんなことをスタートしてきました。
人より遅れをとる以上、先に行く人を叩き落とす勢いでいろんなことを吸収し、アウトプットする必要があります。
別にこうして明言する必要はないかもしれないし、やり方や進め方は人それぞれだけど、
社会が許さないことは沢山あります。
多分自分もこれからそういうのに沢山出会っていくと思うんだけど、、、
だから心に眠るダークサイドな自分をたまには解き放ったほうが良いと思ってます。w
以上!w
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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