私のnoteの書き方


こんにちは。西村です。


 今回は、私が文章を書くうえで気をつけているポイントについてお話ししてみようかと思います。

 とは言っても、私はそのような勉強をしたことはありませんし、むしろ言葉を選ぶことは苦手な方だと感じております。
 私のやり方で読みやすい文・面白い文が書けているのかは甚だ疑問ではありますが、聞き流す程度に読んでいただければ幸いです。

 尚、私はネタを挟まないと死んでしまう病患者です。
どんなに真面目な話をしていてもどこかで笑いをとれないかと考えてしまいまして、文に現れ出てしまうこともしばしばあります。その点に関してはどうかご容赦。



内容に関して



・ 主題を確定させる


 何か本題があって文を書き始めたはずなのに、いろいろ話を足しているうちに結局何が言いたかったのかよく分からなくなってしまうことが私自身よくあります。
 話の軸だけしっかりしていれば何を言いたかったのかはちゃんと伝わると思います。そのためにも、自分の中で主題を見失わないようにしたいですね。先に結論の一文だけ書いてしまって、後から中身を肉付けしていくのも良いかもしれません。


・ できるだけ話を広げる/膨らます


 私は、主題に関連した話題や周辺の知識を挟み込んで話すことが割とあります。noteだと特に多いですね。
 読み物として面白いものにしたいから、という理由が大きいでしょうか。渋滞しない程度にできるだけ多くの情報を入れたいのです。
 あとは、周辺の知識を引っ張り出しているうちに新しい気づきがある、という理由もあります。アウトプットしているうちに自然と頭の中で整理できるものがあります。一石二鳥ですね。


・ 話の流れを意識する


 起・承・転・結に則って話を展開すると読みやすい文章になるとよく聞きます。私はこれに小話とオチも加えていきたい。
勿論、起承転結の流れを邪魔しない程度にです。

 できるだけ話を広げるという話もしましたが、如何に自然にもとの流れに戻ってくるかということも大事だと思います。
横道に逸れたはいいもののどう繋げればいいか分からなくなり、泣く泣くまとまりごと全部消す なんてこともよくあります。


・ 敬体・常態の使い分け


 基本的にはどちらか一方に揃えます。私は文字に起こすときは敬体を使うことが多いです。相手が家族や仲の良い友人ならば話し言葉で書くこともあります。寧ろそっちの方が多いです。
 noteでは不特定多数の人に読んでいただく可能性がありますし、なんとなくかしこまった気持ちで書いておりますので、基本的には敬体を使用しております。

 しかし、常体や崩した表現を使用した方が自然になったり面白くなったりということもありますので、割と気分で使い分けております。


・ 見直しをする


 「勉強の量を変えずにテストの点数を上げるにはしっかり見直しをする」と言われるのと同じように、書き方の知識をつけずに読みやすい文を書くにはしっかり見直しをすることが必須だと思います。
 私は最低でも2回は自分の書いた文章を読み直します。声に出して読みます。そうすることで、誤字脱字はもちろん、「なんか無理やり繋げた感あるな」「この言葉ちょっとニュアンス違くない?」など、違和感がボロボロ出てきます。それを自分で添削するのも面白いです。なかなか大変ですが。



書式に関して



・ 段落分け・改行・行間スペースなど


 この辺は正直に言って苦手です。慣れもあると思いますが、基本的なルールがあるので、やはり知識が必要なところですね。

 段落は文章のまとまりごと、話題のまとまりごとに分けるのが基本だと思います。しかし、正式な文書を書いている訳でもなければそこまで多く文字を書いている訳でもないので、あまり気にすることもないかなと思います。
 小見出しをつけたり箇条書きにしたりと内容ごとに既に分けてしまっている場合も多いですし。

 改行もよく分からないですね。すればするだけ見やすくなるという訳でもありません。なんとなく塊が重いなとか、スッキリさせたいなと思った時に改行しています。なんとなくです。

 字を書く際、余白というのはとても重要です。余白の取り方を意識することで、字が美しく見えたり雰囲気が大きく変わったりします。

 これは文章でも同じで、スペースの空け方で雰囲気とか文章づらみたいなものがだいぶ変わります。また、文が読みやすくなったり、一部が強調されたりといった効果もあります。小説なんかを書く際には、読み進めていく途中の「溜め」を書き手側で作るのにも利用できます。









今、続きに何が書いてあるのかワクワクしませんでしたか? 残念!



 こんな感じで、上手く意識できれば使いどころは多そうです。
私には無理です。


・ 漢字とかなのバランス


 漢字は硬く、きっちりとした印象。ひらがなは柔らかく、優しい印象を与えます。基本的には漢字にしても私が問題なく読めるものは漢字を使いますが、漢字が多くなってしまった時やどうしても仮名の方がしっくりきた時はひらがなを使います。同じ表現を重ねて使ってしまい気持ち悪くなってしまった時も変えます。
 これも私の中で明確な基準はないので、その時々の気分でブレます。できれば統一したいのですが、あまり気にしすぎない方が良いですね。


私がひらがな使いがちな言葉:

時/とき 物/もの 事/こと 良い/よい 分かる/わかる
言う/いう 行う/おこなう 有る/ある 無い/ない 所/ところ

後/のち 色々/いろいろ 沢山/たくさん 寧ろ/むしろ
暫く/しばらく 等/など                などなど...


・ 太字

 noteでも使えるこの太字機能。ちょっとした小見出しや箇条書き、文中の重要なところや特に伝えたい一文など、ワンポイントで使うとグッと見やすくなります。あまり使い過ぎると字面が喧しくなってしまいますが。

 また、字の圧が強くなるので、ネタを挟んだときにあまり面白くなくても面白く見えたりします。 まずい手口をバラしてしまった。



 私が気をつけていることはこんなところでしょうか。
冒頭でも書きましたが、これが正しい書き方なのか、本当に効果があるのか、詳しいことはよく分かりません。

 皆さんも、「この人の文章面白い」「この人の本好き」というものを見つけて、よく注意して読んでみてください。どこかに秘密があるはずです。


 最後に一つご紹介。

『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』というブログ小説があります。
書籍化もされておりまして、これを小学生の時に友人から借りて大好きになりました。横書きならでは、ブログ小説ならではの書き方や面白さがあります。

 実は、私がnoteを書くときはなんとなくこれを意識しております。
初めの方の投稿記事なんかは特に分かりやすいかもしれません。太字の使い方なんかはモロに影響されていますね。


 それでは、今回はこの辺で。




最後まで読んで下さりありがとうございました。次回もどうぞよしなに。

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