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賃金上昇に備えて心の準備をはじめようと思っています

大手企業の賃金上昇の話題が色々なところで取り上げられるようになった来ました。賃金上昇(ベースアップ)は賃金制度の修正のチャンスでもあります。そろそろ私も心の準備を始めておかないと思い、これからやることをまとめてみました。

この記事は2023年3月14日に書いたものです。

基本給の問題点の洗い出し

ベースアップを行うとき、基本給のどの部分をアップさせるのかを考えをまとめます。まず、従業員の基本給プロット図を作成し、賃金制度のレンジと重ね合わせてみます。本来は、賃金相場とのギャップについて分析したりするものではありますが、今回は「基本給レンジ(制度)」「担当者としての思い(理想)」にギャップがあるのか確認します。制度を理想に変えたときに「基本給プロット(現状)」を個別に上ブレさせる金額の合計がベースアップの総額になります。

その他の給与厚生メニューの問題点の洗い出し

ベースアップと同時に若干の不利益変更になる制度の修正をねじ込めないかか検討だけはしておきます。求人広告で注目されなくなってしまった手当、賞与計算の算定基礎に含まれている不本意な手当、手計算の時代に必要だった年次有給休暇の一括付与、年次有給休暇が全く使用されなかった時代に活用された失効年次有給休暇の取り扱いルール、問題社員に悪用されそうな特別休暇や休職制度、あまり利用されていない福利厚生のカフェテリア制度など社内の就業規則のうち今の時代にどうなの?と思われるものを今一度洗い出しておきます。洗い出した内容のうち、影響度・不利益の大きさを考えて一緒に行う不利益変更をイメージしておきます。

実際にベースアップを行うかはその時次第

ここまでを今年の夏までに行う予定でいますが、実際のベースアップは採用状況・上司からの指示・夏以降の社会情勢次第としておこうと思っています。

他にも必要なことがあれば、是非教えていただければと思います。

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