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この日初めて寒いと感じた(川場~金精峠~日光)

暑いしちょっと疲れたので、今日はお休み。去年の秋の寒くなった頃のお話です。


以前から、日光には行ってみたいけど、いろは坂を上るのはなんとなく怖いなぁと思いながらツーリングマップルを眺めていました。

今回は「少し無茶な距離になるけれど赤城山の北側から中禅寺湖・日光市街に降りてくるコースなら大丈夫かも」と軽い気持ちで走りだします。

2023年10月7日(土)。出発は朝の5時。日もだいぶ短くなりまだ薄暗い。7時半に南羽生のガソリンスタンドで給油して最初の目的地、沼田市街に向かいます。

夏前に買いそろえたメッシュのジャケット&グローブは、私の一張羅。中にウインドブレーカーを着ていても今朝はちょっと寒い。寒さってこんなに急に来るものなのかとちょっと驚く。

9時半に着いた沼田のミニストップで地図を見ながら飲む暖かいコーヒーが身体の冷えをとってくれた。

ちょっと寄り道して、道の駅川場田園プラザに向かう。着く頃、霧雨になったのでここで雨宿りをさせてもらったが、さすが人気の道の駅。きちんとしすぎていてなじめない。

日が昇り切れば暖かくなるだろうと思っていたのに日差しは弱く、10時過ぎても気温はあまり上がらない。

川場の道の駅を出てすぐ革ジャケットのライダーさんの後ろについた。少し嫌な予感がしながらも、この時期は春秋物を着るんだなぁと思った。

登るたびに少しずつ寒くなってきた。道の駅尾瀬かたしなに到着してすぐダウンジャケットを着込む。横でソフトクリームを食べている人、なんだかムカつく。

近くの釜めし屋さんが有名みたいですが、せっかちな私は、マイタケ天うどんを七味多めにして暖まってから早々に出発。

山の木々はまだ夏の終わりといった感じなのに気温だけ晩秋。完全に甘く見てました。身体はともかく、メッシュグローブだけの指先が本当に寒い。交通量が少ないのでゆっくり峠を上っていきます。

ようやく金精峠に到着。振り返ると笈吊岩の方向に雪のようなものが見える。標高1,800m。きっとこのあたりは5℃くらいなのでしょう。やっぱり私はアホだ。ここで最後の防寒具、ネックウォーマーをつけて峠を下る。

金精トンネルの出口から500mくらい降りてきて、竜頭の滝に着いたのは12時半。わずかに日が差してきたのもあって、走行中はまだ寒いが停車中には寒さを感じなくなってきた。あー、生きて帰れそう。

ここに来るのは、小学校の修学旅行以来だと思っていたが、こんなところだったっけ。もしかしたら修学旅行で行ったのは、華厳の滝と湯滝だけだったのかもしれない。

竜頭の滝からさらに500mほど降りて清滝ICを通過。ようやく常温って感じになったが、今度は渋滞が始まる。

ダラダラと東照宮の前を通り過ぎ、ようやく神橋の交差点右折したと思ったら、渋滞は日光ICまでの土産街までずっと続いていた。今度から絶対、日光宇都宮道路を使おう。

ここから孤独のグルメのラストスパートの音楽がながれてる感じです。

14時過ぎに道の駅日光街道ニコニコ本陣、15時半に道の駅しもつけ、家に着いたのは19時半。やはり少し遅くなると最後に渋滞にハマってしまう。

それでも、早い時期に冬の準備の必要性を感じられたのは良い経験でした。これから気温や標高などを考えて、行先を考えたり、出発時間を遅くしたり、装備を考えたりして行こうと思う。374km、12h4m。


最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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