おかえり
毎クールとっても好きになるドラマがあります。
なんだかふわっとした、日常生活を切り取ったようなドラマが好きになります。
今回もとっても好きなドラマ「いちばん好きな花」
例によって今回の回も、2回見ていますw
2回見ないと思えない事もある。
今回の回とても感動しました。
その中で「帰りたい場所に帰れたらいいな」と人を想う言葉があるのですが、その言葉を聞いて大切なことにまた気づきました。
私は両親でなく祖父母に育てられたのですが、言葉の少ない家庭に育ったため
「おはよう」
「おやすみ」
「ただいま」
「おかえり」
こんな何でもない言葉がありませんでした。
冷たい家庭とかそんなことではなく、言葉じゃなくて空気で生きている家族でした。
暗黙の了解で生きてるみたいな?
それが私の記憶です。
なので、友達とお泊まりする時にみんなが言ってくれる「おやすみ」とか、学校での「おはよう」とかいちいち恥ずかしかったのを覚えています。
そんな私ですから、今でも家に帰って「ただいま」とか言えない、言わないんです。
あえて、言わないとかじゃなくて言う必要があるって思ってないんです。
でも、今のパートナーは私が帰ってきたことに気づくと嬉しそうに「おかえり」を言ってくれます。
それがどんなに幸せなことか、当たり前になるくらいの毎日になっていました。
その一言で愛を感じています。
幸せなことだと思います。
幸せです。
こうすればいいではなくて、自然にそうしたいと思っていってくれている言葉や行動が私の生きる意味になります。
感謝しかありません。
そして作品を見てそんな大事なことに気づかせてもらえる、やっぱりエンターテインメントの世界に関わって生きていきたいです。
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