見出し画像

惚れた者負け

お久しぶりです。

好きな人と付き合えることになり、結婚の約束までしてくれたことに有頂天になり、そばにいたいだとか電話を向こうからの連絡を待たずによくかけたりとか、女と会うのをやめて欲しいと言ったりだとか、彼女っぽいことをしてたら、なんか違うと、重いと、友達の時の方が楽しかったと言われた今日この頃です。泣いて泣いての日々を超えて最近は彼に対して無感情無期待で生きています。

何でこんなに恋愛ってうまくいかないんだろう。

私はなかなか好きな人と上手に関係を続けられない。
価値観が合わなくなる。

私は好きな人と予定がなければ一緒に居たい。

今回の彼は当初はよく電話をくれるし何してるのと聞いてくれてたし、割と一緒に居たいと思ってくれてると思ってた。でもそれは全部無理してた、と喧嘩した時に言われた。ええ、そんなことある?
結婚の話なんて、そんな重い話私からはしたことなくて。向こうからその話を出してきて結婚前提に付き合ったから早い段階でうちの親に挨拶に行った。軽くだけど顔も合わせて、ああ、将来が少し見えたな、この人と未来を考えれるんだって安心した。
でも今現在の彼は言う。別に結婚するメリットを感じない。元カノと別れた時にもう何の気力も湧かなくなってる。俺は一生独身でいい、と。え?

えー、最初と言ってること違いすぎるよ、、期待しちゃって私ばっかり先を考えてたわ。だってあなたが言ったんだよ?これからのことを。

ああ、また私の描いていた幸せが手からすり抜けていく。ただ、好きな人と一緒話に居たくて、寄り添いたくて、少しのわがままや考え方の違いもお互いに分かり合いたくて、認め合いたくて、そうやってお互い歩み寄ってこれからも近くでそばで過ごしたかっただけなのに。彼は寄り添うつもりは微塵もなさそうだ。

じゃあ別れる?そんな言葉ももう何度も投げかけた。彼からもタイミングは違えどよく別れようと言われた。
もう無理なんだと思った。
うちにある荷物も、色んな気持ちはあったけどまとめた。すぐに向こうが持って帰れるように、何で私がまとめないといけない?とかそんな気持ちも押し殺してまとめた。けど彼は家に来ても明らかになくなった自分の荷物の所在も聞かず居座り帰っていく。
私はもう幾度となく繰り返した別れ話の末、あと一押しの荷物持って帰ってよ、が言えない。どこかで期待してるのかな、未練がましくてこんな自分が嫌なのに、その一言が出ない。

ずるずるするのが本当は嫌だ。
私は恋人だった人とは友達に戻ることができない。他人にしかなれない。それは付き合う時に彼に伝えていた。もしかすると彼はそれが怖いのかな?ああ、なら尚のことずるずるしちゃうんだろな、職場も一緒で顔もほとんど毎日見るし職場で付き合っていることを知っている人は誰もいないので、距離あることを悟られないために普通に話しかけてくるんだろうな、仕事話はしょうがないけどそれ以外は話しかけないで欲しいな、ああ、嫌だ。

私は彼がとても好きだった。
ずっとそばにいたいと思っていた。
だからこそ結婚の話をしてくれた彼が私を幸せに導いてくれる神様みたいだと思った。
彼に期待してしまっていた。私の勝手な期待を押し付けている。
今現在彼は電話は全くしてくれなくなった。付き合う前から付き合った当初の何でもない長電話の時間がとっても幸せで大好きだった。話がなくても繋がってくれてるのが幸せで幸せでたまらなかった。そんな日々は長く続かなかったけれど。

プライベートで会うこともなくなった。数ヶ月間会っていない。身体の関係ももうない。

こうなった原因は彼が元カノに会いに行ったことを知ってしまい問い詰めたから。我慢できなかった。正論で追い詰めた。これが彼を変えてしまった。

わかってる。正論を投げかけて私のところに戻ってくるわけないことくらい。でも我慢できなかった。それでも私の悲しみと怒りをわかって欲しかった。聞いて欲しかった。そして彼は離れていった。自由にしてくれと。自分の私への不誠実な行動は棚上げで。

彼に恋人として好きという感情を抱かれていないみたいだ。人として好き、でもそれだけなのだろう。悔しい。私はもうこんなに彼が好きなのに、気持ちが交わることはない。

それでもしっかり別れられていない。
私はバカだ。
性欲も強い彼が数ヶ月何もないわけない。
他で女に会っているのは明白。私からの追及も無くなった今野放しだ。
そんな彼をまだどこかで信じたいのだろう。
こんなにも不誠実な彼のどこが良いのだろう。

あと少しだけ、連絡もしない、会いもしない彼を一応彼氏なのでそのままにしてみる。このまま年内何も動きがなければ自然消滅したとみなして前に進む。職場で会うけどそれだけの人として過ごせる努力をすることにする。

惚れた者負け。どうしようもなくこの彼に完敗の私は、ダサく彼の元から離れず、様子をあと少し見ることにする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?