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老化を認めるということ。

ジャネーの法則。
皆さま、ご存じであろうか。
歳を重ねていても、実感年齢はかなり若く感じているという(確か)
そんな法則。


現在の私である。


40代に突入してからというもの、本当に多くの病気にかかっている。
40手前からうつを発症し、摂食障害、生理不順、ニキビの悪化、ヘルニア、そして、昨日は銀歯が取れた。


身体はガタガタと崩れていっているのに、ずっと30そこそこの意識でいるのだ。


そして、私は、老いに抗っている。
いや、うつになる以前から、徐々に老いを実感していたのだろう。
Instagramというものを見るようになってからかもしれない。

沢山の情報網の中、若く見られようと身体の筋トレを強化し、顔面筋トレもせっせと行う。
食べ物も、健康に良いと言われるものをせっせと取り入れ、取り入れ過ぎた挙句、オルトレキシアになり、現在は生命維持の為だけに食べ物を摂る生活になってしまった。
腹筋が見え、減る体重に喜びを感じ、結果、生理が止まった。少し増量し復活したものの、今回の夏バテとヘルニア悪化にて更に体重が減少し生理が再び止まる。(病院を受診し、エコー検査結果は排卵が遅れているだけだろう。あと2週間程度で来るだろうとの診断)

運動強迫からのヘルニアは、もう懲りた。
大切な人たちに迷惑をかけることも、激痛に耐えることも、タクシー代も、もう懲り懲りしたので筋トレはプランク程度にした。やっと、ストレッチも開始。(腰が怪しいときは行わない)

そして、昨日は糸ようじを使用した際に銀歯が吹っ飛んだ。ま、歯の食いしばりは元々酷く、これは30代からよくあったことだが。
今度は歯科通いが始まる。お金がどんどん飛んでいく。

何ということだろう、うつになってからというもの、病院にお世話になることが非常に増えた。
うつに伴う心気妄想もあり、自身の身体で気になることがあると居ても立っても居られなくなり病院に直ぐ駆け込む。
そんな私は、勤めていた病院を退職になるという皮肉。私の行くべき病院が勤め先ではなくなってしまった。


よくよく考えると、今までの生活を改めるべき年齢であったことを理解する。
仕事から帰宅したら直ぐに酒。休日は昼から酒。喫煙は現在もやめられない。
そりゃあ、身体もガタが来るわけだ。まさか、精神分野に来るとは思ってもみなかったけれど。

そうなんだ、私はもう30代ではなくて40代なのだ。
卒業せざるを得ないものはたくさんあるし、ガタが来るのも当たり前。新たなステージに立つ前の足掻きなのだ。


ついこの間、角田光代の「私の容れもの」という本を読み、何か腑に落ちた。(初老と言われる40歳以降の女性には読んでもらいたい)


実感年齢は若くとも、容れものは確実に老化している。身体面だけではなく、精神面も然り。

腑に落ちると、無理はしない、健康になろう、という意識が芽生える。


うつ状態は継続し、焦りや心気妄想や時間強迫やらはあるけれど、それも今の自分に必要な事なので、この老いがどう変化していくのか暖かく見守るしかないのかもしれない。


まず、生きていることに感謝。大切な人が居り、住む場所があり、食べ物に困らず、着るものがある。私は幸せ者だ。


そんなことを思えている今は精神面が穏やかなんだな。(1分1秒がメンタルサバイバル)
銀歯が吹っ飛んで、今日、歯科予約できないかもしれないが、さほど焦ってはいない。
あ、婦人科の血液検査の結果を聞きに行く日なので明日にでも歯科予約できると良いなぁ。あわよくば、今日の11時とか早い時間が空いていたら良いなぁ。

なんて思っている時間潰しの独り言でした。


最後まで、読んでいただいた方、ありがとうございます。
だんだんと秋深く寒々しくなっており、自律神経の乱れもあるかと思いますが、ゆるくゆるく、1日を乗り切っていきましょう。


本日のBGM:安藤裕子(彼女は素敵に年齢を重ねているなぁ)






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