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「#転職してよかったこと」は必ずある
こんにちは。
森健太郎デザイン事務所の森です。
以前、自己紹介の記事にもありますが、私も転職を多く経験していますので転職にまつわる考えをお伝えしようと思います。
「転職しようか迷っている」などという状態は存在しない
いきなり強気なタイトルですが、本質的に転職しようか迷っている人は少数派だと思っています。
「迷っている」という状態は複数の選択肢がある場合に、どの行動を選ぶべきかを決定していない状態を言います。
例を挙げると以下のようになります。
選択肢A:いまの職場で働き続ける
選択肢B:新しい職場へ転職する
※この例は入社後3か月で会社に行かなくなった方などは当てはまらない可能性が高いですので、予めご了承ください。
AとBの二つの選択肢があります。当たり前ですが、転職していないので新しい職場の良し悪しは分かりません。
大手企業や官公庁でも残業はありますし、難関資格を取っても希望している収入や働き方が実現するかどうかは分かりません。つまり、AとBは同じテーブルで比較するものではないという事です。
選択肢B:転職の未来は不確実性が高いのに対し、選択肢A:いまの仕事は、何にどの程度満足していないのか状況が見えています。
選択肢Aを選んだ場合は現状維持です。現状に不満があるから転職を検討しているわけで、現状の不満が修正出来ないものだと分かっている時点で、AとBを比較する段階ではないのです。
不確実な未来への不安、現状を失えないという不安
上記の話は乱暴な言い方をすると「今の職場がダメな事はこれから先も変わらないのだから、迷っていないでさっさと転職」という内容になります。
しかし、転職はそれなりにエネルギーを使います。また、不確実な事が分かるからこそ、今の仕事を辞めることのリスクを考えてしまいます。これは当然の事です。
「転職して良かったことは」あると思いますが、転職して良くなかったことも0ではありません。
以下はそれらの不安を少しだけ解消するかも知れないメゾットです。
今の職場で働き続けることのメリット、デメリット、リスクを言語化する
転職を考えているという事は、今の職場で希望が叶っていないという事です。自分はそもそも何を希望していたのかを言語化する事が、現状を打破する対策を考える材料にもなりますし、転職を検討するロードマップを作る事にも繋がります。
転職サイトの「リクナビネクスト」では退職理由のランキングを紹介しています。
こちらのページによると退職理由の本音ランキング1位は「上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)」との事です。
経済的な問題よりも精神的なダメージの方が健康を害すという事なのでしょうか。
上司や経営者の仕事の仕方は求人票では分かりませんし、面接で「業務内容はHPの通りですが、上司には割と問題があります」なんて言うわけがありません。
人と人の関りですので、100人にとっては普通でも2~3人にとっては地獄の苦しみを与える上司が存在するのでしょう。
こうなると万事休す。ではなく、どのような選択肢が残されているのか洗い出してみましょう。
※以下の例題は、いまの職場を辞めたい理由が「上司の経営者の仕事の仕方が気に入らない」が主だった場合の設問です。
・気に入らない上司の人数は?※その度合いやランクは?
・その上司の何が気に入らないか?
・その上司や経営者の立ち振る舞いによってダメージを受けている事を伝えられるか?
・部署異動は可能か?※出来るとすればその条件は?
・部署異動または転勤で現在の職場の問題はどれほど解決されるか?
・上司や経営者との人間関係以外の問題点は?※それらの重要度ランクは?
これらの問いについて考え、その答えにBecauseを後に付けて、もう一度理由を問い直します。そして、解決策を具体的に言語化し、数値化していきます。
これらを元にアクションを起こしてみて、自分の希望が現在の職場で叶わない事が、あなたの人生にとって重篤な問題だと判断した場合に、初めて転職という選択肢が登場します。
そして、ここまで言語化した内容が、そのまま転職先の職場に求める条件になります。
条件が分かっているので、企業の選定に不安になったり、行動できないという事はなくなるはずです。
#転職して良かったこと を増やす為にも、現在の状況を見つめて整理していく事をおすすめします。
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