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#私の学び直し

こんにちは。
森健太郎デザイン事務所の森です。

学び直しのテーマがあったので、私の学び直しについて書きたいと思います。


何を学び直すか

ヘッダにもありますが、中小企業診断士の一次試験を一年後に受験する予定です。

実は20代の頃に中小企業診断士を目指して池袋のTACに通った事があります。遊びや仕事で忙しかったのと、科目があまりにも難しすぎて白旗を上げました。

その当時は転職に有利に働くかと考えていて、実際に中小企業診断士が何をするかも知りませんし、取って何かしたい事があったわけでもありません。いま思えば、そんな薄ぼんやりとした動機が挫折した要因でした。

元々、私は経営の学科を卒業していて、簿記もマーケティングも何となく齧ったことがあると自負していたのですが、中小企業診断士の勉強でも仕事でも齧るどころかちょっと舐めた程度あったという現実を思い知りました。


きっかけ

いま私は、ビジネスや創業をサポートする仕事をしていますが、サポートをするだけで実際に経営をしたことはないんです。もちろん、お客様がやりたいことが言語化されて前に進むことに携わるのは嬉しいのですが、やりもしないのに外野からわーきゃー言って、数字をこねくり回しているのはダサいなぁと自己嫌悪になる時がありました。

そんなある日、MBAホルダーのコンサルタントの先生と仕事で一緒になる機会がありました。

実務の経験も豊富で実例を踏まえて、とてもおもしろい講義をしていただき、すげぇなと正直に思いました。と同時に半分は「俺が普段見ているところと同じだな」と思いました。自分の仕事を過信しているわけではないですし、私はコンサルタントではないので土俵は違うのですが、それでも経験と力の差を良くも悪くも体感しました。

学位や資格の有無が仕事の結果に直結するわけではないですが、もし私がその先生の仕事のクオリティに近づける要素があるとしたら、日焼けとMBAだなと思いました。MBAの事を調べたらやっている内容が中小企業診断士の二次試験と酷似していました。そこで10年前に挫折した中小企業診断士に再チャレンジすることを決めました。


結果どうなりたいか

中小企業診断士はその界隈で「靴下についたごはん」と言われているそうです。ひどい例えですよね笑。
靴下についてごはんのように「取っても食えない」ということだそうです。

資格を取っても食えない理由としては、独占業務が存在しない事が大きいです。医療系の資格や会計士のように、その資格保持者でしかできない仕事がないということです。

そんな靴下についたごはんのような難関資格にチャレンジしているわけですが、ビジョンがあります。

中小企業診断士やMBAは会社経営の知識を持っています。その知識を活かして自分自身が経営をしていきたいと思っています。

将来的にアップサイクルを主軸としたメーカーを作る事が目標ですが、事業化されるべきアイデアや社会的ニーズはたくさんあります。それらを外野からわーわー言うだけでなく、自分が経営者として形を作れるようになりたいと思っています。

誰かの真似をする

「学ぶ」の語源は「真似る」から来ているのだそうです。

誰かの真似をしたり、他の生き物の動きを再現しようとすることが、学習の源流なのかもしれません。私もMBAの先生の真似をしたいと思った事が受験勉強のきっかけになりました。

どれだけ稼いでいるか、どれだけいい思いをしているかは確かめようがありませんが、自分が出来ないことをやっている他人に憧れることが学ぶことの最初の一歩ではないでしょうか。

そう考えると、年齢を重ねても何かを渇望し憧れを抱けるものを見つけられたなら学ぶことはいつだって始められるということですね。

#私の学び直し


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