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中医学を取り入れて心身共に健やかに


病気ではないけれどなんだか疲れがとれない。
「病気」と診断されないけど、今の状態が「健康」とは思えない。なんとなく不調が続いてる…。
そんな人こそ、中医学の考えを知って取り入れてほしいと思います。

【中医学ってなに?】
中医学とはその名前のとおり中国で発達した医学のことです。中国の発祥の伝統医学です。中医学と東洋医学はほぼ一緒なので、東洋医学と言われることもあります。

【中医学の考え】
中医学の考えは、私たち人間は月、太陽、太陽系、宇宙と深く関係しており、人は自然界の一部であり、環境などとも密接に繋がっているとされています。
そのため人間の体やそこで起こる現象は1つのものではなく、宇宙全体からの影響が強く受けていると考えます。
この世界観では、全てのものは「気」で構成されており、人間の体も同様と考えられています。

【西洋医学と中医学の違い】
西洋医学は痛いところだけを処方して、手術や薬で悪いところを取り除いていきます。
中医学では痛いところだけではなく、患者さんの自覚症状を重視していきます。
患者さんの自覚症状から体の他のどのところから来ているものなのか、もしくは外からの影響なのかを調べ治療を行います。

まとめると…
西洋医学→手術が有効な病気、細菌による感染症、緊急な処置が必要な症状など
東洋医学→病名がはっきりしない症状、検査結果は問題ないが、起こる症状、自律神経、免疫系、内分泌系が関係する症状

【陰陽とは?】
宇宙に存在するものは、全て陰と陽に分けられると言われています。
太陽が当たるところを陽、太陽の当たらないところを陰です。ここからわかるように陽は活動的、動的、熱性のもの、陰は非活動的、静的、寒生のもです。
人の体も陰と陽に分かれています。
例えば、背中は陽、お腹は陰となります。
この陰と陽のバランスがとれていれば、心身が安定し、健康の状態といえます。



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