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子供の自己肯定感を高めるために大事にしたいこと

こんにちは、MK妻です。


昨日、島沢優子さんという方が書いたこちらの記事を読みました。

冒頭から、ショッキングなニュースが書かれていました。

毎年ユニセフが出している「先進国の子どもの幸福度ランキング」が9/3に発表され、日本は38ヵ国中、「身体的健康」は1位なのに対し、「精神的健康」は37位。

暗い話題なのかと思いつつ、読み進めていくと、私がここ1年ほど子育てでモヤモヤしていたことへの答えが見つかりました。

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モヤモヤしていたこととは、

なんで日本人の自己肯定感は低いのか

ということ。

子育て中の親にとって、子供の自己肯定感は関心事の一つだと思います。


その疑問が強まったのは、昨年、内閣府が公表した2019年度の「子ども・若者白書」の中の調査結果を知ったとき。

この白書の中で、2018年に日本の若者の意識調査を国際比較という形で実施した結果が記されていました。

その結果というのが、日本の若者が諸外国(アメリカやイギリス、韓国などのOECD先進7ヵ国)の若者に比べて、自己肯定感が低いということ。

これを知ったとき、長女は1歳。これから育てていく上で、この子の自己肯定感を高めてあげられるのか、不安になりました。

世の中には、自己肯定感に関する子育て本などが沢山あって、私も何冊か読みました。

どれも納得できる子育て論ばかりで、色々試したりしましたが、これで本当に大丈夫なのか、不安は増す一方。

たぶん情報の取捨選択が出来てなかったからだと思います。何か我が家の子育ての軸となるものが欲しいと思っていた時に、最初に紹介した記事を目にしました。


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記事の中で見つけた答え。

自分でものごとを選択するということ。それは、自分で環境を変えられるということ。自分で変えられると認識できることは、大きな自信に繋がる。そのためには、選択するという訓練を繰り返し行うことが重要。

日本人は、言われたことをしっかりこなす能力は高いですが、主体的に動くことが苦手と言われています。

主体的に生きることが幸せに繋がる。その主体性は、自分で選択する訓練をすることで身につくということが書かれていました。


主体性が身につくと、自分で自分の人生の舵取りをする力と感覚を持つ。これは自己肯定感が高くなるということだ

そんな風に私は思いました。


記事の中では、このことを裏付ける3つのお話が書いてありました。特に心に残った話が、東京都千代田区立麹町中学校前校長、工藤勇一さんの朝日新聞のインタビュー記事に触れた部分。

“親から何かを与える代わりに、子どもが自己決定できる機会を作ってみてください。小さな自己決定を繰り返させていくことが大切です。その時に使えるのが「どうした?」「どうしたいの?」「私は何を支援したらいい?」という3つの言葉です。"

この最後の3つの言葉。

「どうした?」
「どうしたいの?」
「私は何を支援したらいい?」


親(や教育者)としてのスタンスが、どうあるべきかということを簡潔におっしゃっているなぁと感じました。

子供自身が、今自分が困っていることは何で、自分はどうしたいのか、そしてそのためには何が必要なのか、と考えるクセをつけるためのサポートする。

この問いを繰り返すことで、子供はきっと主体的に人生を歩めるようになると素直に思えました。


今日から、これを我が家の子育ての軸としよう。そう決めました。


しかしまだ2歳の長女。言葉もまだまだ未熟なので、彼女が自己決定出来るようになるのは少し先だと思います。

なのでまずは、遊びの中で上手くいかないときに3つの質問をするという簡単なところから始めてみようと思います。私の習慣付けにもなるように。



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もし、同じように悩んでいる方がいたら、冒頭で紹介した記事を読んでみて下さい。自分で選択することの重要性が詳しく書かれていて、子育てのヒントになると思います。


ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました😊



※工藤勇一さん
現在は横浜創英中学校・高等学校の校長。
麹町中学校で校長をしていた時に、日本の教育の問題点をふまえ、“自律した生徒の育成”を目標に、前例のない改革を進めたことで有名。

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