見出し画像

子供たちに伝えたい「日本の四季」

こんにちは、常夏の国で日本の四季について考えているMK妻です。
日本の良いところとしてよく挙げられる「日本には四季がある」ということ。その何が良いのかな。

****

以前、あるテレビ番組で外国人タレントさんが、テレビ収録で日本のすごいところとして四季が取り上げられた際に、四季はアメリカにもあると言ったらカットになるので、(思ってないけど)すごいですねと言ったというのを観ました。その後、この発言は炎上したそうですが、私はこの時、彼の発言に対してムカっとすることなく、確かにそうだなと思ったのを覚えています。四季は日本以外の沢山の国にも存在するのに、一体何が良いと思っているのか。分かってるつもりだけど、きちんと説明できる自信がありません。

この国で今後しばらく育つであろう子供たちに日本の良いところの一つとして説明できるように、考えを纏めたいと思います。

****

まず、日本に四季が存在するということ自体が良いと思っている訳ではないですよね。毎年訪れる春夏秋冬を体と心で感じていることが素敵なところなんだと思います。季節の移り変わりを自然に、身近に、確かに感じ取る感覚は、日本人同士だと、言葉で説明しなくても分かり合えるものではないかな。それは、

春は花見
夏は祭りに花火
秋は紅葉狩り
冬はお正月のお節や初詣

というような、幼い頃からの共通の体験を通して育まれてきたもののように思います。その思い出は、その時の風景や匂い、空気感までも共有できるのでは。
それだけでなく、春の歌やウィンターソングというような歌の中や、旬のものを食べるといった食事の中、四季折々の花々といった自然の中でも感じていて…考えだすと四季を感じられることやものは、日常に溢れていることに気づきました。

このように季節を愛でる心は、季語を必ず含める俳句だったり、茶碗や茶室で季節感を表現する茶道だったり、遠い昔から受け継がれてきたものだと思います。そういった文化に詳しくないのが悲しいですが、こんな私でさえも受け取っていると思います。
四季を感じるということは、日本の文化の一部、というか、文化そのものなのかもしれないなと思いました。

****

四つの季節それぞれに楽しみを見出して生活している日本人は、暮らし上手なんだな。そんな季節ごとの楽しみを大切に出来ていなかった自分が悔やまれます。
子供たちにはしばらく同じような経験をさせてあげる事が出来ないのは残念だけど、ちょっとずつ伝えていこうと思います。そして外国の方々にも、日本の良いところは四季があることだよ、と上に書いたことも併せて、紹介出来るようになりたいと思います。英会話頑張らないとな…


ここまで読んで頂きありがとうございました😊



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?