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【勉強】クープマンモデルその⑤

こんにちは!

前田です。

今日も、私がいま一番興味があるテーマについて、まず私が学び(インプット)、引用し(シェア)、そのことについてコメントする(アウトプット)」という順番で記事を書くことで、私自身も、そしてこの記事を読んでくださっている方にとっても、学びや気づきにつなげていこうと思います。

今日のテーマは、「ランチェスター戦略」を学ぶ中で登場した「クープマンモデル」です。

私自身も書籍などを読んで勉強していますが、ここでは、参考になりそうなwebサイトを参考文献としながら、数回に分けて学んでいこうと思います。

(参考文献)
↓↓

5.強者の最低条件〜26.1%下限目標値〜
26.1%を確保すれば多くの場合、1位すなわち強者になります。
分散市場ではそれ以下であっても1位のケースもありますが、その多くの場合は2位とは僅差の1位ではないでしょうか。

いつ逆転されてもおかしくない状況では1位といっても強者の戦略がとれない場合が多いでしょう。
1位であればせめて26.1%は確保すべきです。
そこから26.1%下限目標値が定義されました。下限とは強者の最低条件という意味です。

26.1%以上を確保すれば、仮に残り全てが合併しても73.9%を下回ります。
その差は3倍未満です。これなら何とか生き残れます。
が、残り全てが合併して73.9%を上回ると、対抗できません。
26.1%は、どんなことがあろうとも生き残ることのできる競争地位を示します。

前回は、市場シェアの3大目標値のうち、2番目の「41.7%」について学びました。

今日は、3番目の「26.1%」について、その中身を見ていきます。

ランチェスター戦略、そしてクープマンモデルからすると、市場シェア率が26.1%をとることは、「強者の戦略」をとっていくための最低条件だそうです。

以前、私の記事の中では、
「市場トップの企業だけが、強者の戦略を選択できる」
「2位以下は、すべからく皆、弱者の戦略のみである」
ということを学びした。

このときは、市場シェアがトップなら良い、という短絡的な認識をしていたことに、いまになって気が付くことができました。

というのも、たとえ市場シェアがトップになったとしても、2位との差が僅差1%しかなかったら、それは安泰からは程遠い状況ですよね。

このことから、確実に強者の戦略をとっても大丈夫といえる下限目標値が必要となってくるわけで、それが「26.1%」であるということです。

この所以は、仮にライバル企業がすべて合併し、2強体制になったとしましょう。

自社のシェア率が仮に26.1%以上だった場合は、合併後の相手企業のシェア率は、上限目標値の「73.9%」以下であるため、生き残ることができるということです。

こう考えると、強者と弱者はある意味で表裏の存在であり、相互に業界や市場を支え合っているような気がしてきますね。

新しく事業をするときは、弱者の戦略をはっきりと選択し、まず下限目標値である26.1%を目指す。

そして次は、ダントツ1位と言える41.7%を目指し、安定飛行できるステージまでいく。

そして慢心することなく、市場を育て、細分化・最適化しながら個別市場で上限目標値である73.9%まで成長し続ける。

これが、ランチェスター戦略的サクセスストーリーと言えるでしょう。

次回は、市場シェア1位に至るまでの目標値を、さらに細かく学んでいきます。


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