自己嫌悪との葛藤

自分の意思と矛盾した気持ちを抱えたらどうすれば良いのでしょうか。

僕は現在、全国でも屈指の強豪サッカークラブに所属しています。そのチームにいるメンバーはほとんど高校時代に名門チームに在籍していました。

そんななか、僕はというとめちゃくちゃ弱い高校の部活に入っていただけでした。僕の高校は県のリーグにも入っていなくて部員数も15人いるかどうか、試合当日に11人揃わないことだってありました。

ですが高校を卒業したら強いチームで上手い選手に囲まれてサッカーをしたい、と思いそのチームに入ることにしました。
そんな強いチームでレギュラーを取れるなんて僅かにも思っておらず、ただただサッカーを楽しみたいと、上手い人のプレーを間近で見たいと思っていました。

おそらく試合に出ることを目的にしたら僕はサッカーを楽しめないと考えていました。ですから試合に出ることはあくまでオマケ感覚で、なくても充分だとも考えていました。
そんななか先々週の公式戦でなんと僕はベンチ入りしました。
普段は味わえない特別な気持ちになり、素直に嬉しかったです。

もしかしたら試合に出られるかもしれない、なんて思いながらアップしていたので気持ちは高揚していました。

結果から言うと試合は負けてしまい、僕は試合に出ることはありませんでした。

試合に出れなかったのは仕方のないことなのですが、僕が許せなかったのは僕と同じポジションのフォワードの選手が全然積極的ではなく、やる気が感じられなかったことです。
キーパーとの1vs1もパスを選択してミスするし、競合いもしない、それなら僕が試合に出た方が絶対良かった、と試合に出られなかったことを悔やみました。
しかしこの気持ちは最初に書いたような「試合目的ではなくサッカーを楽しむことを目的にする」という僕の意思に反してしまったです。
帰宅後そのことに気づいて自己嫌悪になってしまいました。
友達の相談すると、「試合目的になることはレベルアップを意味するから良いことだ」と励ましてくれたのですが、僕にはどうしても納得いきません。
それはこれから先、挫折したときに試合目的だとサッカーが楽しめなくなるからだと思います。
言ってしまえば、サッカーを楽しむことを目的にすることは自分を擁護する逃げ道であり、保険でもあるのです。
そう分かっていてもやはり僕には常に自分を騙してでもサッカーを楽しみたいのです。
どういう心持ちでいるべきか、何かしらのアドバイスがあれば教えてください。
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