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クラフトビールの夢、同乗させてください

毎度、書いていることだけれど、自分はイギリスに1年住んで、そこでクラフトビールの文化に出会って衝撃を受けました。ビールそのものの味よりも、ビールを中心として生まれた文化に感動しました。

一方、日本では、メディアは「最近話題のクラフトビール」とここ何年か言い続けていますが、大した話題感もなければ、文化が形作られるにはほど遠い印象です。いわゆるキリンやアサヒに代表されるような大量消費ビールとは、比較対象にもならない別ジャンルとしてのクラフトビールという商品があって、それを中心に家族や地元や自国がつながって、デザインや音楽や笑顔が構築されている、そんな世界観に憧れます。

イギリス留学から帰国した直後は、自分でクラフト醸造所を始めることも1つの選択肢として検討しました。ただ、自分には美味しいビールを作る職人としての技術の部分では、それほど優位ではないと冷静に判断しました。それよりも、日本にクラフトビールの文化を根付かせるために、自分にできることは他にあるに違いないと考えたのです。

なんとなく、そろそろ、それをやってみたいと思っています。

自分は、大手の広告代理店でクリエイティブ・ディレクターとして、みなさんの誰もが知っているようなTVのCMをたくさん作ってきました。制作部分だけでなく、そこに至るマーケティング戦略も考えてきました。世界的な大企業から、CMによって知名度をあげたスタートアップ企業まで幅広く、100社を越える企業のマーケティング、ブランディング、クリエーティブを担当してきました。この春、広告業界から投資の業界へとちょっと珍しい鞍替えをし、今は、ベンチャーキャピタルの一員として、スタートアップ企業の成長を支える仕事に従事しています。加えて、上述したようにイギリスでクラフトビール文化の洗礼を浴び、そのまま大学院の修士論文ではクラフトビールのマーケティング戦略の研究をしました。

自分で言うのもなんですが、ほどばしる情熱とビールへの愛のある醸造家の方やクラフトブルワリーをはじめてみたいなと思っている方がいらっしゃったら、マーケティングやブランディングのプロとしての支援はもちろん、投資家として資金制作面などでの支援も、そして何より自分もクラフトビールへの造詣と愛は深いので、成長に向けてこの上ない支援をさせていただけるのではないか?と思っています。

「自分でやれば良いじゃん」の声もわかるし、そう自問自答もします。でも、やっぱり人には向き不向きがあると、思うのです。いっしょにクラフトビールの夢を追いかけさせてくれる人、とりあえず話だけでも聞いてみよという人、一度、連絡ください!!本気です。

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