気がつけば

CDショップも、DVDのレンタルショップさえも近くにはなかにけり。
Amazonの送料がどうこうという話も聞いた。
トラック運転手の働き方に一部改革が起きた。

オフラインで希望する商品やサービスに出会い、手に取れること、RGBではなく目視できることが日に日に貴重に思えてくる。
膨大な情報が画面に並ぶなか、そのなかから選んで、実際に手に取れる商品。愛でられる風景やアート。足を運ぶ、体験するもの、会える人、そんな時間がどれだけあるものか。
時間や費用だけでなく、自身の体調、体力的なものも備わっていればこそ。
「なけなしの体力があるうちにサイクリングでサイクリングで尾道から因島、瀬戸田、できるだけ愛媛寄り間を往復したい」
漠然と長年考えていることはいつ実現できるだろう。
少しでも若いうちにと急がす、せめて体力が落ちないようにしておきたい。

そうこう考えていたら、地震が起きて翌日はじめて向かうことに決めていた尾道の銭湯の状態が不安視されることに。
建物自体は無事なものの、シャワーか使えなくなり、カランの蛇口も同様なのか、湯船のみの営業との報が流れてきた。
それも乙だけど、歩き回って汗をかいた体を清めるのに主浴槽から手桶でお湯を汲んで体を洗う生家の昔ながらのお風呂の使い方をすることに気が引けた。
来月も尾道に行くつもりだが今度こそそちらを訪ねることができますようにと、強く願うほかない。
基本的に福山、尾道へはバスかJRで行くことにしている。
その度に梅田から京都の新快速に思いを致す。
おそらくJRの広島福山間のほうが距離は短いにも関わらず、
そちらの方が速い。新快速ではなく、快速でもそうかも。
普通電車にしても料金も安い。
距離感、金銭感覚がバグってしまう。