しくじり先生

「10」

この数字、みなさん何だか分かりますか?
それは次のページ、

私が飲み会で記憶を無くすまで飲んだ数です笑

「10」はあまり数としては多くないように思うが、飲み会によく行く、というわけでもないのでかなり多い方だと思う。野球でいうと、首位打者になれるのに規定打席に達していないようなものだ。

そんな中で大変な思いをした1つを戒めのために書き残す。

それは会社の忘年会でのことだった

初めての忘年会だったこともあり、浮かれていた俺は組織の人間にビールを飲まされ、眠らされ電車に乗せられていた。目が覚めたら俺は、体が小さくなっていた
じゃなくて、終点まで乗り過ごしていた。なんと22駅も乗り過ごしていたのだ。駅員さんに起こされ電車を降りたが、終電だったため折り返すこともできない。酔いも急に覚めていく。

真冬の深夜に1人駅前に取り残されてしまった。どうしようか考えていたところ、不運にも雨が降ってきたのだ。凍えそうになりコンビニのイートインで凌ごうかと思ったが、イートインもすぐに閉まってしまい、タクシーを呼ぼうとしても混み合っているということで呼べず、1人雨の中途方に暮れることに…。

泣きそうなりながら歩いていると、ふとコンビニの駐車場にタクシーが停まっていたのだ。トイレに立ち寄っていたようで、たまたま乗せてもらうことができた。あまりにも嬉しかったので、タクシーの運転手に「神様」と言ってしまいそうになった。その後なんとか家に帰ることができた。

高い授業料だったなあ


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