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カバーカーライフ Mj10月号 より

松山市・解体業
木村こゆきさん(32)
2010年式 ダッジ チャレンジャー
[ 所有歴:9年 ]

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「このカタチがカッコ良かったのと
 このオレンジがドンピシャだった」

 眩しいほどに鮮やかなオレンジのボディカラー。それに加えて、いかにもアメリカンマッスルカーたる迫力たっぷりのスタイリングが映える。クルマはダッジ・チャレンジャー。いかついマッチョな男がそのクルマから降りて来そうな雰囲気がプンプンするが、意外にも現れたのは女性。木村こゆきさん(32)がこのクルマのオーナーだ。
「驚かれますね(笑)」
 意外性に驚く人たちの気持ちは当然かもしれないが、そのギャップも魅力ある個性と映る。
「昔からアメ車が好きだったんです。今までは大きい系のクルマが多かったから、次は排気量がデカいのに行ってみようかと思って。(以前は)ラムバン、ラムトラック、アストロとか、いろいろ乗りましたね」
 排気量はなんと6.1リッター。昨今の小排気量化、EVやハイブリッドなどの低燃費化から逆行するものだが、だからこそ一般的なクルマにない本気のマッスルカーの破天荒さにはどこか憧れを抱く。
「このカタチがカッコ良かったのと、このオレンジがドンピシャだった」
 2ドア・ノッチバックスタイルの力強いフォルムにド派手な“ヘミオレンジ”が購入の決め手。2トン近いヘビーウェイトも大排気量エンジンでアクセルを踏み込めば野太いエグゾースト音とともに勢いよく走り、ブレンボ製ブレーキ装備でしっかり止まる。ありとあらゆるモノが豪快そのものなのだ。
 ただ、木村さんのクルマへの愛情はこの一台のみに注がれるモノではないようだ。
「ハマーとかアメ車が何台かあって、ベンツもある。国産ならシビックやジェミニの古いやつ。軽四もジムニーがある」
 所有するクルマは約10台。それぞれ個性の異なるクルマばかりだが、それに加えてハーレーダビッドソンも所有しているという凄まじさ。
「クルマに限らず、バイクもジェットスキーも好き。仕事柄、重機に乗ったりするんですけど、そういうのも含めて乗り物が好きなんです。自分より大きいものを動かすっていうのが楽しい」
 多くの台数を所有しているため、それぞれのクルマに乗る頻度は下がるが、「誘われた相手が乗っているクルマと似たクルマに乗ってます」とTPOに応じて乗り物ライフをエンジョイ。「頑張って働くためにはご褒美も必要」と、大好きな乗り物を楽しみ、それを活力に仕事に励んでいるのだとか。

チャレンジャーとピッタリ雰囲気の合うハーレーダビッドソン・FXBRSソフテイル・ブレイクアウト114も所有。バイクを見た瞬間、『うわぁ、カッコ良い』と一目惚れして手に入れたという。
このクルマを買って最も良かったと感じることは「チャレンジャーに乗ってる仲間が増えた」こと。乗っている人が少ない分、「乗っている人同士の絆は深い(笑)」と意気投合できるようだ。

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