チェーン店には負けたくない!

その2 〜雀荘は辛いや〜

グランドオープンも無事終わり、これからは通常営業である。

その1でも言っていたが何故ノーレート雀荘が茨の道かというと、雀荘特有のシステムに問題がある!

おそらくノーレート雀荘の代表格であるオクタゴン、ベルバード、MLスタジアムなどがチェーン展開しないのも、そのリスク故のような気がする。

フリー雀荘には基本3人の立ち番(メンバー)がいてそこに時給が発生する。
メンバーが麻雀をする場合はメンバーもゲーム代を払い、自分の給料をかけて戦うのが基本であり、一見暇そうに見える雀荘も潰れないのは、そういうカラクリがある訳だ!

経営者からすればメンバーもお客様の1人の様なものなのだ!

しかしノーレート雀荘はメンバーからゲーム代を回収する事はできない為、時給は全額コストとしてかかる事になる。

例えをあげるならばノーレートの場合お客様が常に6人いなければ人件費を補えないがオンレの場合は3人いれば人件費を補えるといった感じだ。

そもそも大儲けしてやろうと思って雀荘を始めた訳ではないが、きっちりお店を維持できる状態にはできるだけ早くもっていきたいのが願いだ!

ノーレート(10〜18時)を運営するにあたり、人件費約72万円に家賃など、その他諸々の経費は必ずかかる。
シュミレーションするとノーレートの時間帯で1日約3万円の売上が立てばなんとか維持はできる計算になる。(厳密に言えば3.5万欲しいところ笑)
客単価を1500円とし1日20人のお客様に来て頂ければぎりぎりペイラインまで持っていける計算だ!
ノーレート雀荘をアミューズメントの場所と捉えて頂ければ無理な数字ではないはず!

それではオープン初日を除いた12月16日から
末までの売上を発表しよう!(特別に!)

、、、、213200円なりけり。

日割にすると約13000円。

要するに毎日17000円の赤字を垂れ流している計算になる。

初月の結果は見込みの半分以下の結果に終わった。

だが!しかし!

前を向かなければ!

常連になってくれた方もいる!

まだこの店は始まったばかりだ!

チェーン店には負けない日本一の麻雀店を作るのだ!!

そんな夢と希望を抱いてばうんてぃは1月を迎えるのである。

その3へ続く。