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暇はこわい 〜空虚感が生み出す不安とストレスとの向き合い方〜

こんにちは、エンジニアリングマネージャー(EM)のMJです。
エンジニアたるもの自己研鑽を怠ってはいけないと思いつつ、ダラダラとした暇で怠惰な時間というものはふと訪れてしまうものですよね。
アラフォーになって、自分の生きる信条みたいなのが固まってきたからなのか、最近は暇になってしまうのがこわくなっちゃいました。

この記事では「暇」との向き合い方について、軽〜く書いてみようと思います。

あ、ちなみにエンジニアリングに全然関係ない記事です。すみません。

充実感を追求する生き方

ところで、みなさんは生きるうえでの信条や、なぜ生きているのかについて考えたことはありますか?

僕は、新渡戸稲造の『武士道』や、医師である加藤直哉氏の「人は死んだらどうなるのか」などの死後の世界に関する研究をテーマにした書籍など、生と死にまつわる本を一時期夢中で読んでました。その中で、命とは本当に儚いものであり、いつ死ぬかわからないからこそ、どう生きるかを真剣に考えるようになりました。

「何かを成し遂げる」というような壮大な使命を持つ生き方も魅力的ですが、僕は性格的に属性的にそういう使命を背負うタイプではないと感じてしまったんですよね。どちらかというと、「楽しい人生だった」と死ぬ時に言えるように、毎日を楽しく生きたいと思うタイプなのです。

「楽しく生きる」とは、充実感の追求だと思っています。やるべきこと・やりたいことに時間を割くと選択し、実行し続けていくことだと考えてます。

僕は、暇がこわい

そんな信条をもっているからか、僕は暇がこわいです。暇だとずっとだらけてしまう自分の性質を知っているから余計に暇がこわいです。
暇だとついついYouTubeショートやTikTokなどを見てしまいます、それも際限なく。時間の浪費・・。
休日にはダラダラとベッドで過ごしてしまうこともあります。1時間、2時間と余裕で溶けます・・。もう戻ってこない貴重な時間・・。このような暇で怠惰な時間は、充実感とは真逆の空虚感を生み出します。

日々の充実感は自律がすべて

暇と戦うには自律しかありません。自律とは、行動の選択と時間の管理、そしてそれを習慣化するスキルです。自律ができていると、毎日の生活で充実感を得られます。
今日は何をやるか、これから何をやるか、どれくらいの時間をかけるかを明確に決めることで、目的意識を持った生活を送ることができますから。

ただ、これはむちゃくちゃ難しいことです。そんな簡単にできたら僕もみんなも苦労しません。にんげんだもの、僕を含め人は暇になるとダラダラしてしまいます。しかし、何度も言いますが、日々充実感を感じるためには自律するしかないんです。

充実感に飢えている僕の場合、自分を律する意味でも朝のルーチンを大切にしています。朝5:30に起きて10分間瞑想をし、その後1時間アウトプットを行い、30分筋トレをしています。

その後は、休日の場合だと、読書をする時間や家族と過ごす時間、映画を見る時間、散歩をする時間など好きにしたらいいと思ってますが、それらがすべて選択された行動であるということが重要です。他のやりたいことや、やるべきこととの兼ね合いで時間管理もします。

こんな感じで、充実感というものは自分で作っていくものなんだと思います。充実感があれば、日々の不安やストレスはなくなっていくらしいですが、それは確かにそうだなと実感してます。

空虚感を生み出す休息の罠

最近感じたことですが、休息は計画的に取らないと非常に危険です。さもないと、暇で怠惰なダラダラとした時間を生み出し、空虚感にとらわれてしまいます。この空虚感は、逆に不安やストレスを増大させ、結果として疲れを感じることになります。

脳と体に必要な休息

とはいえ、脳や体には休息が必要です。筋肉痛で体中が痛い日や、自律神経が乱れて体がだるい日など、様々な理由で休息が求められます。このような時には、ストレッチなどで体を労ったり、瞑想や軽い運動で自律神経を整えたりすることが重要です。自分の状態に合った休息方法を選ぶことが、効果的なリフレッシュにつながります。

もちろん、完全にリラックスできる1日を過ごすことも大切です。何も考えずにリラックスする時間を持つことで、心身の回復が促進されます。ただし、リラックスするための時間も計画的に取り入れることがポイントです。

休息も行動であり、時間管理が必要

休息も一つの行動であり、時間の管理が必要です。過去の反省点として、運動や勉強の時間は管理していたのに、休息やリラックスタイムの時間を管理していなかったことが挙げられます。この結果、必要以上に休んでしまい、腰が重くなり、やる気が出ない状態に陥って、その後の行動がつらくなることがよくありました。みんなもこういうことありますよね?にんげんだもの。

怠惰な時間からの脱却

ダラダラとした怠惰な時間には慣性の法則が働きます。怠惰な時間が続けば続くほど、その状態から脱却するのが難しくなります。このような状況になると、「やらなきゃいけないこと・やりたいこと」があっても、面倒だからやらない、という思考が強まります。この結果、空虚感が積み重なり、ひたすら不安になっちゃいます。

僕はこれが漠然とした「不幸」というものの正体じゃないかなと思っています。不安とストレスが無限に生み出される空虚感という状態、絶対に幸福なわけないですね。この状態がマジでこわくて嫌いです。だから全力で暇を排除したいんです。

まとめ

僕の中で、「幸福」とは楽しく生きることであり、「楽しく生きる」とは日々、充実感を得られることであると思っていて、それを追求したいです。
ダラダラとして暇で怠惰な時間は、充実感と正反対の空虚感を感じやすく、不安やストレスの原因となります。

充実感を得るためには、自分の行動を選択し、時間を管理することで自分を律することが必要です。これにより、毎日の生活に目的意識が生まれ、充実感が高まります。

自律はめっちゃくちゃ大変なことです。日々の忙しさや予期せぬ出来事に対応しながら、計画通りに行動することは正直スーパーハードモードです。それでも、充実感を得るためには、自律するしかないんだと思います。

まだまだ僕も試行錯誤の毎日ですが、これからも頑張って自律して、暇と戦いながら、充実感と幸福感を追求していきたいと思っています。

この記事で、少しでもあなたに役立つヒントをお届けできたなら嬉しいです。
ではでは。MJでした〜。

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