5/18Mリーグファイナルの見どころ


ABEMASが頭一つ抜け出した。十中八九優勝と言ってもいいくらい今シーズンの白鳥・松本の出来が良い。
風林火山は正直負け戦が確定したので3位狙いに照準を定めているだろう。
雷電もほぼほぼ優勝の目はなくなったと言っていいので2位狙いだろう。てか総合力を考えたら準優勝なら上出来と言っていい。

今日の初戦で各チームの思惑はおおよそ決まる。
私の予想としてはこう。

ABEMAS:白鳥→多井
ほぼマジック1の状態なので白鳥で連帯したら多井がKONAMIを落とす戦略と思う。白鳥ラスなら二戦目松本もあるか。

KONAMI:高宮→滝沢
今シーズンの高宮さんはかなり安定感ある印象。手詰まりしない程度にそつなく攻めて無謀な押しはしない。終始落ち着いていて何かやってくれそうな雰囲気がある。滝沢さんは何かやってくれそう。

雷電:瀬戸熊→本田
かなりトップ狙いに的を絞っているので得意の棒テン即リーあるのみ。

風林火山:勝又→松ヶ瀬
ただのトップでは足りないので重量級の二人に全てを託す。
ただし、初戦ラスなら二戦目は投了の意味を込めて二階堂姉妹のどちらかになる可能性もある。

と予想していたところ


KONAMIはまさかの伊達さんだった。ポストシーズンの伊達さんはかなり消極的になっており経験不足が露呈している印象でKONAMIの掲げるファイティングスタイルに振り切れていない感じ。でも4人で戦いきるという明確な意思表示があってチームとしてはかなり好印象。レギュラーシーズンのようにのびのびと打ったら案外期待出来るんじゃないか。

初戦は雷電と風林火山がキーになると思っていてABEMASの基本戦略は恐らくこうだ。
白鳥さんトップなら文句なし。仮にトップの目がない場合、白鳥さんは伊達さんのトップを邪魔する方針でオーラスを進めることになると思う。そうすると本田さんのトップはかなり現実的にあり得る。なぜなら伊達さんが抜けたトップ目だと勝又さんは3確や2確の和了には意味がなく役満縛りの捨て牌相になる可能性が高い。そうなると実質オーラスのテーマは伊達対本田になるから(白鳥さん2着は受け入れて流しにかかるかもしれない)。となると親の連荘を促す方針で局を長引かせることもありそう。自身のトップがない場合の最善のケースは勝又さんがトップ目であること。よって白鳥さんは勝又さんの東場も南場の親も安手で蹴ることはないと思う。これだと白鳥さんは局消化に全力で向かうはず。勝又さんの南場の親が流れた南3局以降に勝又さんがどういう戦略を取るか白鳥さんは今頃色々シミュレーションしてるんじゃないかな。つまり白鳥さんは自身のトップが難しい場合は伊達さん以外のトップにアシストする可能性が高い。
てことで伊達さんは微差のトップ目だと相当苦しいオーラスになるんじゃないかと思う。ただし、伊達さんにとっては白鳥さんが伊達さんには押しづらいという点があるので一方的に不利ではないが基本的に着順気にせず真っ直ぐ来るであろう本田さんもいるのでかなりやりにくい半荘になりそう。
また本田さんとしてはあくまで雷電の優勝の可能性を追うのかが焦点になるでしょう。オーラスはひたすら連荘にかけると思うが先日のように山越して見せ場を演出することが出来ればまた盛り上がりそう。


と偉そうに講釈を垂れてみましたが今回は画像を貼る練習をしてみたかったのでこんな記事を書いてみました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?