子供の宿題と大人の仕事
聴く専門家禅聴者です。
ふと耳に入ったTVの声。
子ども育成の専門家だという方が、子どもに宿題をやる気にさせる
モチベーションの上げ方について話していた。
子ども育成専門家:
「子どもに宿題をやる気にさせるモチベーションを上げるには、
3つの要素があります。」
①その宿題の目的は何かを明確にすることです。
ただ宿題をやりなさいではなく、この宿題はどういった内容で
何のためにやるのかを理解させることです。
②ランドセルの中に入っているノートや教科書やプリントを全て出し
今日の宿題はどの科目の何なのかを見える化することです。
③そして小さな宿題からでもいいので、先ず一つ手を付けさせることです。
大人社会と同じことを言っているではないか。
①その仕事の目的は何なのか。その業務は何のためにやるものなのか、
ただ何となく与えられた仕事をこなすのではなく、自分で考え理解し
目的を明確にすることが大切。
②抱えている課題や問題、また目的や目標を見える化し客観視して整理
する事が大事。
③そして先ずは一つからでも動くことが大事。
「子どもは勉強が仕事だ!」と、子どもの頃どこかの大人が言っていた
ことを思い出した。
なるほど、そういった意味でも子どもは勉強が仕事なのかもしれない。
目の前の宿題や勉強、習い事や趣味をただやるのではなく、それらを
やる意味や目的をしっかり考えるということを、子どもの頃からクセを
付けていたら早い段階から自分の「進むべき道」をしっかり確立できたのかも知れない・・・。
なんて頭に過ったが、「あの時もしも〇〇だったら」なんて考えても何も生まれない。
今歩んでいるこの道を①②③のサイクルをぐるぐる回しながら踏み固めて
未来に向かって進めばいいのだ。