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子どもらに言い忘れていたこと

コロナと戦ってくれた子どもたちへ

まず君たちに謝らないといけない。

いつまで寝てんだぁぁぁぁ、とか。課題できてねえじゃねえかぁぁぁぁ、とか。一日中ダラダラすなぁぁぁぁ、とか。

色々言ってごめんなさい。

「われわれは戦争状態にある」って、フランスの大統領は言ったんだけれど、コロナとの戦いは戦争だ。ひとりの小さな行動が良くも悪くも社会に大きな影響を与える。

で、そんな中、子どもの君たちは先頭を切って頑張ってくれた。約3ヵ月、学校に行くことをやめた。

ちょっとラッキーと思ったことあるかもしれないけれど、そんなのはご愛嬌。

家の中にこもり、友達と会う時間を削り、楽しみにしていた行事、試合、大会、イベント、コンクールをガマンしれくれた。

悲しい気持ちに耐えて、やりたい気持ちをグッとこらえて、頑張ってくれた。

なのに、大人は、まだ、勉強しろ!だの、規則正しい生活をしろ!だの、ガマンさせたうえにまだ強制する。

でも、許して欲しい。ぼくたち大人も初めての経験なんだ。

だから、あたふたするし、不安になるし、イライラしてしまう。そして、忘れてしまっていたんだ。

君たちにお礼を言うことを。続くのでしょう。

まだコロナは終ったわけではなく、当分この戦いは続くのでしょう。コロナと戦った君たちへ。

でも、まずは、コロナと戦った君たちへ。

家にいてくれてありがとう。ガマンしてくれてありがとう。楽しみを奪われて、家にとじこめられて、慣れない環境で学習させられて、でも家にいてくれて。たくさんの人の健康や命が守られた。

君たちのおかげで、たくさんの人の健康や命が守られた。お疲れ様。

本当にありがとう。お疲れ様。ぼくら大人といっしょに戦って欲しい。

そして、もうしばらく、ぼくら大人といっしょに戦って欲しい。少しずつ緩和されて

緊急事態が解除されて、少しずつ緩和されて忘れていたことに今頃気づいた。

ふと、君たちにお礼を言うのを忘れていたことに今頃気づいた。

コロナと戦ってくれた君たちに、、、敬意と感謝を。

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