コーヒー屋を始めてみて
四六時中、仕事に追われていた怒涛の8月を乗り切って(個人的には乗り越えるべきではなかったと思う。限界値が肥大化してしまったからだ。今後の先が思いやられる。)、9月中旬から緩やかな仕事ペースに戻ってきた。
空いた時間に今まで自分が何をしていたのかを忘れていて、仕事のことをわざわざ考える始末だった。
とはいえ、この平穏も波が行ったり来たりするように、多忙な時がまたやって来るのだろう。
束の間の平穏を噛み締めるように味わおうと、ジャーナリングをした。
体調を崩した7月から約2ヶ月ぶりに、自分と向き合う時間だった。
ぽつぽつと頭の片隅でずっと考えていたことを筆にとって書いて、どう落とし前をつけるのか、まあつけなくてもそのまま放置しておくのか。そんなことを無意識ながらジャッチして頭を整理させた。
そして読書。
読書は、一冊の本を読み、読み終わったら別の本を読むということがどうも苦手で、わたしは同時に3冊以上の本を読んでしまう。
ジャンルは似たり寄ったりしてて、相乗的にそれぞれの本の理解を深められている気がする。
そんなこんなでいつも部屋には3冊の本が転がっている(整頓しろ)。
気兼ねなく本を読めることこそ、平穏な日常だとつくづく感じる。
こんなにも感じる心における平穏はいつぶりだろうか。
平穏というか、充足感といったほうが正しいかもしれない。
2年前に、コーヒー屋をオープンさせたいと、金も人脈もなにもない状態で宣言して、Twitterでなぞにバズったことがあった。
それから丸2年後。
あの時思い描いていたカタチとは違うが、コーヒー屋をオープンすることになった。
夢が叶うとはこのことで、
たぶんその充足感に溢れているのだ。
まだコーヒー屋を軌道に乗せるまでには、知識も体力も時間も要するが、
コーヒー屋をやる・なにがあっても続けるという意志にブレはない。
まだ看板もなくメニュー数も少ない。
小さく始めたコーヒー屋はこれからなのだ。
「昔は看板もなかったあのコーヒー屋が今は〇〇になった」と言われようなコーヒー屋になったらなと思う。
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