楽屋A頂上決定戦

こんばんは、水谷うーすけです。

6/15、楽屋A頂上決定戦行ってきました。
本当にすごいお客さんの数で、皆様圧巻でございました。

書きたいことは山ほどあるけど、もう数々の面白の前では僕如きがつらつらと書いても仕方ないので、早速感想戦へレッツゴー

以下ネタバレあり、敬称略です。
個人的なネタ講評があるので、あまり好きじゃない方はスルーしてください。


一応点数をつけて、それ基準で最後投票してます。
基準点80から受け量無視でネタ構成と個人的な刺さりのみで加点つけてますが、先輩方ばかりなので点数の公表は割愛しますね。

一組目 たらちね

漫才の設定も良くて、掛け合いも良かったけど個人的にはめんどくさい黒髪ロングの女のくだりに向かうのにちょっと強引な感じがした。
加えて最後の警告音の時点で、締めが見えなかったのでタイムオーバーを確信してしまった。
最後まで見れなかったのが残念。


二組目 涼風

ネタ振りに一分以上使う漫才で、とても勇気があるなと思ったけれど、思ったよりバラシが受けなかったのか?と思った。個人的にはとても好き。
途中2000000000000京さんがネタを飛ばしたのか?と思う部分があったけれど、ネタの内容的にフリかどうかちょっと微妙だった。
手が震えててとても緊張が伝わってきた。
構成はかなり好き。

三組目 ガングリオン

口説く男と口説かれに来た女のコント。
行き過ぎたキャラが面白かった。
下ネタベースだったけどそこまで嫌な感じでもなく素直に笑えた。
この時点では爆笑だったのでイチうけあるかも?と思うくらいだったけど多分僕はまだこのイベントを舐めていたんだと思う。
文化財さんの振り切った演技が本当に面白くて引き込まれる内容だった。
オチも好き。


四組目 オールスターズ

初めましてだったけど、登場からいきなり引き込まれた。
ニンと衣装が一致しすぎてて、漫才コントの設定にもスっと入り込めてお見事だった。
最初の小ボケに対する「蟹ゴリラすな」のツッコミが個人的にどハマり。
そこからもうほぼ全ボケ笑ってしまった。
結果三番目に高い得点になった。
個人的にこれからも推すことになりそう。
他のネタも見たい。


五組目 ハスキーポーズ

唯一のトリオ漫才師。
設定も役回りも三人である事を活かしていてとても面白かった。
ただ、ネタとして「そのくだりやるならこういうボケもう1個拾えたのに」という部分がいくつかあって、それが気になって笑いきれず。
ただ全体的な展開作りが本当に上手く、最後の終わり方も面白かった。

六組目 ばかんす

まさかのど下ネタ。
漫才の掛け合いの上手さで所々笑ったけれど、正直全ネタの中では一番得点を低く付けた。
僕個人的に汚物系の下ネタが人一倍苦手傾向なこともあるけれど、それに加えて「うんこ味のカレーかカレー味のうんこ」という表題自体が師匠漫才師時代から擦られまくっているネタなので、加点できず。
それでも本当に漫才のうまさだけで笑えたので、他のネタで勝負して欲しかったと強く思った。


七組目 ジェームズ


個人的に推してる漫才師なので、不公平にならないようにネタを見た。
サスケ君のギャグから始まる漫才で、星座占いというネタ内容だったけど、個人的には本当に面白かった。
けど周りのウケ量が僕の刺さりについて来てない感じがして、残念だった。
サスケ君のキャラクターと高崎さんのキレキレツッコミがまだ会場とハマりきれてなく、もう一個壁を感じたTOP3戦。
けど個人的には本当に全ボケ面白くてこの日トップクラスで笑えた。

八組目 ハヤイカガヤイ
唯一のピン芸人Aメンバー。
演技力が凄まじく、日常の出来事に溶け込むちょっとイカれた女性の設定をさせたら右に出るものはおらず、西の吉住といった感じ。
ネタ内容は個人的にあまりハマりきらずだったけど、演技力と構成とボケの質に押されて点数はそれなりに高くつけた。
実力演技派ピンコント師、21歳て。バケモンや。


九組目 ブルーウェーブ


ボウリング部という設定の漫才コント。
ボウリングのことをちょっと舐めている設定とパワハラ系の先輩の演技が本当に面白く、その中でのボウリングあるあるをしながら少しづつボケをバラしていく構成で漫才コントも綺麗で面白く僕はかなり好きだった。
ボウリングは一般人でも遊びがてらほとんどの人がやった事あるので、分からないということも無く最後まで面白かった。

十組目 よしもとズ

米しか食べない集落に行った時の話。
結局「神の〜」とか言っておけば掟をすり抜けてなんでも食べれてしまうという話で、設定も展開も全部面白く、この時点では最大瞬間風速はこのネタの「ステーキ食ってない??」のツッコミだったように思った。
森田GMさんのツッコミの時の動きとかもめちゃくちゃ好き。
この辺りから最後の投票を本当にどうするか悩み始める。

十一組目 ボニーボニー

漫才が上手いことも、ネタが面白いことも分かりきった上で、本当に圧巻だった。
ネタの内容は「ギャル国会」
とくのしんさんの関西のギャルっぽい喋り方も完璧で面白く、そこに茶々を入れていく花崎さんのツッコミも全ハマりで、完全に一つ前のよしもとズの瞬間最大風速を塗り替えて行った。
無敵感を見せつけながら堂々とした漫才で爆笑のまま終焉。
見事という他ない。


十二組目 ガーベラガーデン

漫才も面白いお二人だけれど、コントで勝負。
クズだった俺たちが一児の父、という会話をしながら息子の運動会を見守る二人が、だんだん目を血走らせながら運動会でギャンブルをするというコント。
僕はこのコントがこの日一番笑った。
終始抱腹絶倒で終わったら涙が出てた。
おふたりの演技力は本当に凄い。
僕らは社会人芸人だから、本当にこの二人を目標にしようと改めて思った。

十三組目 オーパスツー

言わずと知れた現楽屋Aトップ。
何度も漫才を見ているので、本当に二人の漫才の破壊力は芯から分かっている。
が、故に今日の一本目のネタは僕にとってそこ刺さるネタじゃなく、期待値を超えてこなかったところがあった。
会場ウケも、正直オーパスさんにしては満足いく程じゃなさそうだった気がした。
けど、実力は圧倒的でそれでも大爆笑をいくつかかっさらって退場。
漫才師のかっこよさが際立った瞬間だった。


一回戦を終えてしばらく悩んだけれど、個人的な投票は1回戦の加点順にした。

ガーベラガーデン
ボニーボニー
オールスターズ
ジェームズ
の四組に入れたけど
よしもとズ
ジェームズ
オーパスツー
の三組が同点だったのでそこは申し訳ないけど推し贔屓でジェームズさんに入れることにした。


結果
よしもとズ
ハヤイカガヤイ
ガーベラガーデン
オーパスツー
ボニーボニー
の順で最終決戦。

時間が無いのでネタ講評はここまでにして、まとめます。

最終決戦の末、僕はガーベラガーデンさんに入れた。
本当は二本目はボニーボニーさんが一番笑って僅差でガーベラガーデンさんだったけど、僕はその時点で悩まずにガーベラガーデンさんに入れた。

理由だけれど、僕はまだコントを書いたことがない。
演じたこともない。
その理由は、僕はコントより漫才の方が圧倒的に好きだから。
その僕が、漫才と見比べてコントが同じくらい面白いと思ったなら、それはコントの方が面白かったんだろうな、と思ったからだ。
笑いの質は沢山ある。
好きだから笑える、知ってるから笑える、誰でも笑える、そういう色んなものが。
だったら、コントよりも漫才の方が好きな僕を笑わせる力は圧倒的だったのだと思った。


結果、新TOP3は

ボニーボニー オーパスツー よしもとズ

の三組に決定しました。

ガーベラガーデンさん、惜しくも4位で敗れてしまいましたが、本当に熱い戦いで終始楽しい2時間でした。

いつか僕らも、あそこで戦ってみたいなぁと思える、そんな舞台でした。

明日は口火。あそこに立つまでの第一歩。
頑張って優勝します。

皆さん、お疲れ様でした!!

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