見出し画像

「できないこと」をできないと言う勇気

今日は日々学んだことを自分なりの言葉でまとめてみようと思います。
よかったら最後まで読んでください。
上の写真は、漫画「左ききのエレン」6巻より引用してます。ここのシーンはよりリアルな場面が描かれているので、もし興味ある方は読んでみてください。

「できないこと」をできないと
誰かに言える事って難しい。


「できないこと」をできないと誰かに言える事って簡単のように見えるけど、実際にできてる人はそう多くないと思います。僕もまだその1人です。
わからないことや自分の弱さを認め、それを素直に伝えることは、すごい勇気がいることだと思います。普通に難しいです。

なぜ「できないこと」をできないと言えないのか。

「できないこと」をできないと言えない理由は大きく2つあると思います。
それは、
⑴「できないこと」をできないと言うことで、自分はできない人間だと思われたくないと感じる、「プライドが高い」パターン
⑵「できないこと」をできないと言うことで、周りに迷惑をかけてしまうのではないかと感じる、「場の空気を優先する」パターン
です。
でも、この理由に至った目的は2つとも同じで
「他の人から嫌われることで自分が傷つきたくないと考えている」
ことです。

”他者から嫌われ、対人関係のの中で傷つくことを過剰に恐れている”
書籍 アドラー心理学「嫌われる勇気」より

たとえ、その目的が自分のためでなく他人のためと思っていたとしても、「できないこと」をできないと言えないのは、嘘をついていることになります。それは自分にも他人にも。それは他人との信頼関係を失うことに繋がります。誰かのために自分の言動を変えてしまうことは、ただ自分のことしか考えてないただの「保身」なのです。

”誰からも嫌われたくないは、自分に嘘をつき、
周囲の人々に対しても嘘をつき続ける生き方”

”他者を操作する手段として自分の言動を変えることは、
明らかに間違った発想”

書籍 アドラー心理学「嫌われる勇気」より

「のび太」は人から信頼され、幸せになれる。

誰からも嫌われたくないと考えているかぎりは、誰からも頼られないんじゃないかと思います。嫌われたくないや傷つきたくないで「自分に嘘をつく」ということ。自分の弱さを見せることはめっちゃ勇気がいるし怖いけど、それじゃ一生変われない。幸せになれない。素直で正直であることが本当に大切なんだと思います。

もし、素直で正直であることがなぜ大切なのか想像しにくい人は、
「ドラえもん」のび太の姿に注目してほしいです。
のび太はいつも「ドラえも~ん!!!!」と叫びながら、ドラえもんに泣きすがる。そんなのび太にドラえもんは嫌気がさすことがあってもリタイアすることなく、のび太を幸せにすることに成功することになる。
でもなぜ、ドラえもんはそんなのび太をたすけ続けるんだろう。
それは、のび太は自分のダメな部分を隠して偽ったりしないから。ドラえもんに泣きついて、たすけを求めて、みっともない姿をあられもなくさらけ出す。(ドラえもん以外には強がって見せるが大抵うまくことが運ばない)
のび太は「そのまま」なんです。
僕だったら素直になれずに弱さを隠してしまうと思う。
だって怖いですもん。
でものび太のように「そのまま」でいることに、私たちが人に頼ったりたすけを求めたりするためのヒントや、その中で「たすけあい」の関係性を築く秘密があるのかもしれない。

私たちは、もっと「たすけてほしい」と叫んでいいのかもしれませんね。

職場で責任のある任務を命じられ、プレッシャーを感じて独りよがりになってしまったり、変にプライドが邪魔して強がってしまったり、
たすけを求められず後に引けない状態になってしまったりしたとき。
だいたい後で他人に迷惑をかけてしまい、
自分も傷つき、仕事もうまくいかなくなってしまう。
そんなときは強がらずたすけを求めることができれば、
悪い事態は防げたかもしれない。

こくみん共済”ENJOYたすけあい”より

状況が違えど、同じような経験をしたことがあると思います。
きっと、自分を大きく見せて進むよりも、自身の弱さをさらけだす方がずっと難しい。「弱さを認める」は強さなんだと思います。

どうしたら「できないこと」をできない
と言える人になれるのか。

結論から言うと、
⑴「自分の弱い」ところを知る
⑵「今、目の前にいる人」のために常に全力を注ぐ
だと思います。

「自分の弱い」ところを知るは、できないことがわからないと、できないなんて言えません。もしかしたら気づいてないだけで、わからないことも無意識的に知ったかぶりしてるかもしれません。だからこそ、自分にできることとできないことは何なのか意識的に毎日アンテナを張ってなければなりません。でも主観的な観点が入ってる以上、自分のことなんて全部わからないもんです。だからこそ思いきって身近な人に聞いてみたり、自己分析の診断をしてみたり、自分を知る努力が必要だと思います。
自分に正直になり等身大でいることができれば、これからの生き方が少し楽になるし、人との関係性もよくなっていくかもしれませんね。
僕は個人的にこのカラー診断が好きです。ぜひやってみてください。

「今、目の前にいる人」のために常に全力を注ぐは、相手にも素直で正直に向き合うことだと思います。相手の立場になって考えてみてください。嘘ばっかりつく人と常に正直でいてくれる人、どっちを信頼しますか?どちらかは明白だと思います。さらに「今」という言葉がすごく重要です。先のことばかり考えて「今」を見れてない人は、一生「今」と向き合うことはできないと思います。「今」という”点”が繋がり未来への”線”となるのです。僕たちは、1人でドバッと未来を変えれるチカラなんてないんです。でも、微力だけど無力ではないと思います。だから、「今、目の前にいる人」のために常に全力を注ぐことがいつか大きなチカラになると思います。

画像1

僕はいろんな人に助けてもらい、このことを学び感じました。
本当にありがとうございます。

これは僕が感じた価値観であり、人によっていろんな考え方があると思うしあっていいと思います。
よければ、私はここめっちゃ同感するとか、ここは私だったらこう考えるかなどコメントしていただけると、僕の学びにも繋がるので嬉しいです。

拙い言葉ばかりでしたが、最後まで読んでいただいた方々に心から感謝したいです。

「ありがとう」


みずたく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?