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東京都写真美術館行ってみました

以前から行って見たかったものの、通勤経路とは真反対でなかなか行くことの出来なかった東京都写真美術館に行って見ました。

場所は、元々サッポロビールの工場のあった恵比寿ガーデンプレイスというところの一角にありまして、

「ビールステーション」が最寄り駅です。

というのは半分嘘で、「ビールステーション」はビアガーデンの店舗名で、恵比寿ビールの恵比寿駅が本当の最寄り駅

実際に行ってみるまでよく分かっていなかったのですが、地下1階と2階と3階がそれぞれ別々の展示会場になっていて、独立した展覧会を並行して開催しており料金も別々です。

写真撮影は原則禁止で、オッケーな場所だけカメラマークがついていました。

少し遠いですが、また見に来る気になれるよう、年間パスポートを申し込んだのですが、なんと、いつ購入しても有効期限は年度末の3月末に設定される(なので9月末までしか販売しない)仕組みでした。

結局、2時間で3つの展示会を全て見ることが出来たのですが、所蔵展は何回でも出入り出来るものの、企画展は4回まで無料で5回目以降は割引(基本2割引)となり、誘致展は最初から割引のみとのことでした。

よって、年間パスポートは提示さえすれば入館出来る訳ではなく、1階の総合受付で提示してチケットを発行(即ち無料回数内か割引料金で購入かを確認)してもらう必要があります。しかも、一度にチケット上を発券してもらうと、どれが何度でも見られる所蔵展なのか、無料回数に限度のある企画展なのか、そもそも別の主体者が企画している誘致展なのか分からないため、時間に制限がある場合、どれから見ればよいのか分からず時間配分にまごつきます。

主催している側にとっては、どのタイプの展覧会なのかは当然のことなので、ユーザ視点の発想が欠落してしまうのでしょうね。

なお、1階は、総合受付に加えて、かなりマニアック(貴重?)な映画の放映フロアになっているようです。朝10時前から並ばないと見られないようですが…

今回私が見ることが出来たのは、①企画展「嶋田忠 野生の瞬間 華麗なる鳥の世界」、②所蔵展「TOPコレクション イメージを読む、場所をめぐる4つの物語」、③誘致展「世界報道写真展2019 76億の目撃者たち」です。どの展覧会も良かったですよ。是非見に行って見て下さいね。場所的になかなか来ようと思えるところではないので、私は時間の許す限り全部見ようと欲張って却ってヘトヘトになってしまいましたが…(夏季の夜間開館は21時まで延長しているのです)