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人生における仕事の比率

記事のタイトルを書いたら、なんだかえらく壮大なテーマになってしまった。単に普段の生活における仕事の割合について書こうと思っていたのだが、「人生」という単語は、話しを大きくさせるらしい…

さて、今年の初夢は、世界を冒険旅行しながらもひたすら仕事のことを考えていた(中身までは忘れた)ので、妻に話すと「頭の中が99%仕事のことで占められているのでは?」と言われる始末…

原則週5日勤務なので、自覚としては仕事の比率は半分よりは多く6〜7割ぐらいのつもりだったのだが、肝心なのは会話の中身。半分くらいに抑えても、家族からの印象は仕事が軽く8割超えになるのだろう。

以前、一生において仕事に費やす時間の割合を計算したことがあるのだが、単純計算すると以下のようになる。

年数ベースで単純計算すると

大卒サラリーマンなので22歳から60歳まで37年間働いたとし、平均寿命の85歳まで生きたとして、仕事以外の時間は22年+25年の37年でちょうど半々。人生100年時代というのは、この比率を維持するとあと12年働くことになり、定年は72歳になる。

日数ベースで補正しても

就労年齢である期間は休みがあり、稼働日(平日)は365日中244日(年により多少変動する)なので、日数ベースではだいたい3分の2になる。有給休暇の消化を加味して24年間。一方、物心つくまでの期間とけてからの期間は「自分の人生」としての自覚がないとして除外すると、9歳くらいまでと健康寿命である73歳以降の12年を引くと25年と、やっぱり半々となる。現役の間は、休んでいる間も、余暇半分、仕事に向けた療養が半分とすれば、やっぱり人生、仕事と遊びが半々くらいになるものなのかも知れない。

以上、あまり考えずに普通に過ごすと人生の半分は仕事に持っていかれるらしい。仕事しなければ、経済的に生きていけないし、能力的に成長もしないし、精神的に生き甲斐も得られないと考えれば、自然とバランスが取れるようになっているのかもしれない。趣味の無い人が仕事を辞めると急に老けてボケてしまうのは理に適っているのだろう。

初夢の自己評価

寝ている間も半分仕事のことを考えながら、冒険旅行していたのは、案外、バランスが取れている「良い初夢」だったのかも知れない。

まじか…