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クリスチャン・ボルタンスキー展にも行って来ました

半日お休みを頂いて、美術館を3つ回りました。一つがメゾティント体験もしたミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションで、もう一つは三井記念美術館での日本の素朴絵展(オーディオガイド付き)、そして最後がこちら国立新美術館で夜間開館していたクリスチャン・ボルタンスキー展です。ほぼ飲まず食わずでぶっ通し7時間。なんだか修行みたいですね。

明日も朝から山登りだし、3つ目はやめておいた方が良かったのですが、日にち限定の学芸員によるギャラリートークがあったのでどうしても聞いておきたく、行っちゃいました。

クリスチャン・ボルタンスキー展は、ここ「幽霊の廊下」以降は、全部ではありませんが撮影可能でした。

この影絵、風で揺らぐ感じがなんとも言えない感情を掻き立てます。

時間と共に儚く変わっていく移ろいを表現しているのでしょうか?

学芸員のギャラリートークは、私のような初心者にとっては作品を楽しむ上での情報の宝庫でして、ユダヤ人を父親を持つクリスチャン・ボルタンスキーの生い立ちや空間アーティストとしての立ち位置、展覧会の名前「Life Time」に込めた趣旨、各作品の時代背景や作者の考え、展示空間に合わせた展示構成などなど、興味深い話しをたくさん聞くことが出来ました。

もう本当に来世まで行って来ました(^^)

是非行ってみて下さいね。