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マンボウのちょっぴりアートが身近にある暮らし

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昼休みに美術館に行ったり、会社帰りにギャラリーに立ち寄ったり、休日に博物館に行ったり、自宅で絵を描いたりなど、日々の暮らしにアートな世界を置いてみた日々の記録
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2019年9月の記事一覧

加藤泉展を見て感じたこと

加藤泉展を見て感じたこと

先週の水曜日、夜間開業している原美術館に行った

向かう途中、激混みの地下鉄内で濡れたカバンを抱える人を見て、今日は雨が降っていたのを思い出した

雨に濡れて、駅から距離のある美術館に、こんな天気の日に行くことにしてしまったことを、少し後悔しながら美術館に辿り着くと

雨に濡れながら戸外の作品達が待っていました

しばらく何を感じたら良いのか分からないまま

他に誰もいない美術館で、ひたすら作品達

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聞いているのは誰?

聞いているのは誰?

やっと新美術館で開催している、6人のアーティストによる合同展覧会「話しているのは誰?」を見に行くことが出来ました。

現代美術作品らしく、英語の字幕や解説付き。中国語や韓国語の解説も付いているものもあります。

とはいえ、言葉だけで表現出来ないからこそのアート作品な訳で、具体的な形や写真、映像、インスタレーションなどを通じて、文学表現の世界とリンクさせている感じです。

正直、解説無しには直ぐには

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ジュリアン・オピー展

ジュリアン・オピー展



この絵、どこかで見たことないでしょうか?
ジュリアン・オピー展のパンフレット等で使われています。実物を見に行って驚きました。

とんでもない大きさなのです。

凄いのは、これだけ単純化した絵なのに、現代人が街で歩く姿を的確に捉えているところ

目の前をそっくりな姿で闊歩している若者を見て思わずニンマリ

でも、自分の事を棚に上げているだけですが…

正直、歩いている人まで展示に見えます(勿論区

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伊庭靖子展を見てきました

伊庭靖子展を見てきました

上野にある東京都美術館で開催中の伊庭靖子展「まなざしのあわい」を見てきました。

包み込むようなふんわりとした光を描くのが得意な画家さんで、私もこんな絵が描けたらなあと純粋に感動してしまいました。

一部の作品は撮影可能でしたので、すかさず撮ってみました。

透明を描くって凄いですよね!

このように写真に撮ってしまうと、まるで写真なのですが、

近くと、全く違う質感になります。

考えたら、接写

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