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ジュリアン・オピー展

この絵、どこかで見たことないでしょうか?
ジュリアン・オピー展のパンフレット等で使われています。実物を見に行って驚きました。

とんでもない大きさなのです。

凄いのは、これだけ単純化した絵なのに、現代人が街で歩く姿を的確に捉えているところ

目の前をそっくりな姿で闊歩している若者を見て思わずニンマリ

でも、自分の事を棚に上げているだけですが…

正直、歩いている人まで展示に見えます(勿論区別はつきますが)

影が映っているビル群。シティーの感じが出ています

展示には静止したものと電光掲示で規則的な動きも展示したものがありますが、動いているものが止まって見え、止まっているものが動いて見えます。

私は、この作品を見て風を感じました。電線は小刻みに揺れて見えます。

白黒シロクロしろくろ

動き続け、片時も同じ絵にはなりませんが、いつ見ても同じように見えます。

不思議な絵を(そもそも絵なのか?)、作品を、是非ご自分の目で見に行ってみて下さい。