スナックCandy名古屋支配人から「下手くそさ」が産むコミュニケーションの大切さを学ぶ

僕はこの春から、有り難すぎることに、
スナックCandy名古屋に
マネージャーとして関わらせてもらっているわけですが、

そこで支配人をしているのが、
この「ユウキ」という男。

今日はユウキさんの話です。

スナックCandy名古屋はご覧の通り超インスタ映え空間。

この冬にクラウドファンディングで
お店をリニューアルし、

そのタイミングで新たに支配人に抜擢されたのが
関西からやってきたユウキさんなわけですが…

ユウキさんが支配人になってから、
新型コロナさんが猛威を奮って、
時短営業を余儀なくされたり、

何なら明日からはまん延防止策とやらで、
17:00〜20:00というとんでもない営業時間になったり…。

結構ハードモードな状況なわけです。

そんな状況下で
お酒を全く作れず、

実務としては最弱すぎる僕をマネージャーに、
迎え入れてくれたことには本当に感謝ですし、

実際、スナックCandy名古屋で、
僕がお酒のオーダーを承ったにもかかわらず、
ユウキさんにスルーパスをしても、

嫌な顔一つしない、むっちゃ心優しい男です。

ただ、当たり前ですが、
この名古屋という環境で、
ましてやスナックCandy名古屋という特殊なお店の支配人という立場には、未だ慣れておらず、

そんな状態で、
スナックCandy名古屋が送るドデカイベント「勝手に天才万博」の主催も任されたもんだから、
文字通りてんてこまい。

どのくらいてんてこ舞いかというと、

「側から見て、てんてこ舞いになってるのかどうかも伝わってこない」くらいてんてこ舞いなわけです。

ちょっとややこしい表現ですみません。

でも、とにかく、
ユウキさんの焦りや不安、
ユウキさんが何に困ってるのか、

なんなら、
普段ユウキさんはどんな時間の使い方をしているのか、

一緒にお店に立っている僕にすら伝わってこないことがあるんです。

しかも、僕は性格が歪んでいるので、

ユウキさんのゴリゴリに明るい姿を見て
「本音はどうなんだろう？」とか、
「本当はどんなことを思ってる人なんだろう？」とかを疑ってしまうんですね。

ぶっちゃけ、
ユウキさんがいい人だってわかっているのにも関わらず、

「どこを信頼していいのか」わからなかったわけです。

でも、ここで、「わからなかった。」と過去形になっているのは、

今日、たまたまタイミングがあったので、
常日頃思っていることを一通り伝えさせて貰ったんです。

その結果、
「いや、やっぱこの人むっちゃいい人やん。」ってなったわけです。

こんな私めなんぞが偉そうに言えることではないとは重々承知ですが、

・ユウキさんに任せたタスクの処理が異様に遅い件
・そして、それが何でそんな状態になってるのかも説明してくれない件
・一つのことに集中しすぎると他が何も見えなくなる件

などなど、
ひとしきり普段思ってしまったことを伝えたんです。

正直ね、
僕は僕に対してこう思うわけですよ。

まず、どの口が言うとんねんと。
お前はできてるのかと。

あとね、
一緒にお店立ってるんだから
本人に言わずに、
お前がうまいことフォローしろよ、と。

さらには、
そもそもユウキさん、年齢一回りも上やぞ、と。
失礼すぎるやろ、と。

あとは、
お前が同じようなこと言われたら凹んで立ち直れなくなるだろ、と。

そんなことを承知した上で、
伝えたんです。

そしたら、ユウキさんは…

ちゃんと凹みました。ちゃんと。

ただ、こっちが死ぬほど笑ってしまうくらい

凹み方が美しかったんです。

ちゃんと反省して、
ちゃんと改善しようと前向いて、
でも、やっぱりちゃんと凹んでw

This is 人間  

だったわけです。

別に今までユウキさんのことが嫌いだったわけではないですが、

正直どこまで信頼していいかわからなかったんです。

でも、今日。
そんな姿を、ひと回りも下のヤツに堂々と見せてくれたら、

死ぬほど好きになっちゃいますよね。
まじで。

どんだけいい人なんだよ、と。

で、
僕もそうなんですが、
多分この人は、

下手くそなだけなんです。

いや、下手くそで当然なんすよ。

ユウキさんは今までやったことないことに、
何なら苦手だと思っていたことに、
果敢に挑戦しようとしてるんだから。

僕はそう云うことから逃げてしまう人間なので、
その時点で半端なくすごいわけです。

ただ、その上で、
いい意味でバカなので、
しっちゃかめっちゃかになることがあるんです。

#いい意味でと付け加えれば何とかなると思ってる

僕がCandyに立ち出した頃、 

営業後にユウキさんがジャケットをクシャッと置いてお手洗いに行ったので、

僕は丁寧に畳んで置いてみたんです。

お手洗いから帰ってきたユウキさんは、
畳んだことに対して「ありがとう」とかは全くないどころか、

そのせっかく畳んだジャケットを
再びクシャッとしてバックヤードに持って行きました。

いや、これもね、
捉え方によっては「サイテーなやつ」の話に見えるかもしれないですよ？

でも、僕は今日の
This is 人間な姿を見て思うわけです。

下手くそなだけやん

と。

多分、そこに悪気も何もない。
気が利かないとかそういうことでもない。

ジャケットが畳まれてることに、そもそも気がついてないだけです。笑

あとは、
僕がCandy名古屋のマネージャーになると決まった日。

二人きりで三時間くらい話し込みました。

その時ユウキさんは
「自分の話ばっかしてまう癖があるからそれをやめようと思うねん」
と云う自分の話を3時間に渡ってしてましたw

そんな、下手くそさを、
いい意味でバカさを、

あまり外に出せてないないのが現状なわけです。

僕自身も、
ユウキさんが「下手くそで、いい意味でバカなんだ」と、
今日まで気がつかなかったわけですから。


ただね、僕は思うわけですよ。

下手くそな方が人として面白くない？と。

ぶっちゃけ、完璧を求めるなら，
ロボットでいいし、

完璧な人が接客するお店に行きたいなら、
ホテルのバーが1番なはずです。

下手くそだから、
そこを助けたり補う必要があって、
そこでコミュニケーションが生まれる。

さっきから「いい意味でばか」と言っていますが、
これも本当にいい意味で、

バカだから、
みんながつっこめたり、教えてあげたり、
なんなら弱者に共感することができて、

これも結果的にコミュニケーションが生まれるわけです。

スナックCandy名古屋の売りは、
上質なサービスやお酒ではなく、

お客さん同士、お客さんと我々スタッフの間に生まれる楽しいコミュニケーションそのもの。

それを実現させるのに、まさに、
ぴったりな男なわけですよ。

愛すべき下手くそさと、
愛すべきバカさを持ってるわけですから。

その上で、
まじで優しくて楽しい男なんです。
本当に。

ただ、
下手くそなのがまだあまりみんなに伝わっていなくて、
めっちゃ勘違いされて、
損をしている可能性が大いにあります。

だから、僕はマネージャーとして、

ユウキさんのそう云う個性が、

コミュニケーションを売りにしているCandy名古屋にとってプラスに働くように
全力でアシストできたらなぁと思います。

ということで、Candy名古屋でお待ちしてます！
僕はこの日程で立ってます！

…と言いたいところなのですが、
明日からまん延防止策が出されて、
冒頭に書いたように
17:00-20:00の営業になってしまうんです！

とりあえず明日は一旦これで営業しますが、
その先については、
支配人ユウキさんがベストな判断をしてくれると思うので、

ユウキさんの発信を待っててくださいー！

ユウキTwitterはこちら

と、いうことで、

今日は自分のことを棚にあげてひたすらにユウキさんのことを書いてしまいました。

なんかすみません。

最後に自分の告知だけしれっとして締めさせてもらいます！笑

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