第89回「お終活 再春!人生ラプソディ」(2024年)おむつの付録としてはいいのかもしれない
まず、この映画で2回も泣かされました。まさか2回も泣くとは思っていませんでした。ただし、面白い映画かというと、そうではありません。
再現ドラマなどでも泣くことがありますが、それはしっかりと泣かせるように作られているからです。この映画には泣かせるポイントが2つあり、丁寧に作られているのは間違いありません。劇場に入った瞬間、30ページほどの特典パンフレットを渡されました。それを見た瞬間、この映画は資本主義に毒された作品だと感じました。パンフレットにはエンディングノートのような内