映画のお話

映画のお話をしていきます。最近観た映画とかです。

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最近の記事

第89回「お終活 再春!人生ラプソディ」(2024年)おむつの付録としてはいいのかもしれない

まず、この映画で2回も泣かされました。まさか2回も泣くとは思っていませんでした。ただし、面白い映画かというと、そうではありません。 再現ドラマなどでも泣くことがありますが、それはしっかりと泣かせるように作られているからです。この映画には泣かせるポイントが2つあり、丁寧に作られているのは間違いありません。劇場に入った瞬間、30ページほどの特典パンフレットを渡されました。それを見た瞬間、この映画は資本主義に毒された作品だと感じました。パンフレットにはエンディングノートのような内

    • 第88回「マッドマックス:フュリオサ」(2024年)復讐、復讐、復讐、そしてその先にあるもの

      「感想」 この映画を観終わったあと、家に帰ってすぐに前作の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観た。というか観たくなった。そういう気持ちにしてくれた内容。そんな風にした人はきっと多いだろう。でも、前作と同じだと思ったら全くとはいわないが違うテイストと言えばそうだ。そこがジョージミラーの凄さでもあり、マッドマックス作品の厚みでもある。それを堪能できる「マッドマックス:フュリオサ」。絶対に劇場で観るべきだ! 音声感想はこちら👇👇

      • 第87「関心領域」(2024年)自分の身近にも潜んでいる目を背けてしまう領

        「感想」 監督のことを調べたら、ジャミロクワイのヴァーチャル・インサニティのMVの監督なんだあと知った。だとしたら、少し納得の内容。エンタメ的な内容ではないが、音と映像の対比が秀逸で、直接的な描写でホロコーストを描くのではなく、音による表現でのあえて見せないという演出がより残虐性を光らせた。関心領域というタイトルはみたいものだけしかみないSNS中心でまわる現代社会にもあてはまる。 その他音声感想はこちら👇👇

        • 第86回「ミッシング」(2024年)正しさと希望と今の社会を生きることの矛盾

          「感想」 日本社会のダメさというか人間のダメさというか、みていてとにかく自分事のように感じられる部分があり終始なんか人間って嫌だなあ、生きるのやだなあと暗い気持ちに。でも、要所要所で人間もいいかもだから生きるんだよなあなどと思う場面があり何度か泣いた。 音声感想はこちら👇👇

        第89回「お終活 再春!人生ラプソディ」(2024年)おむつの付録としてはいいのかもしれない

        • 第88回「マッドマックス:フュリオサ」(2024年)復讐、復讐、復讐、そしてその先にあるもの

        • 第87「関心領域」(2024年)自分の身近にも潜んでいる目を背けてしまう領

        • 第86回「ミッシング」(2024年)正しさと希望と今の社会を生きることの矛盾

          第85回「胸騒ぎ」(2024年)断れる決断ができない人はいつかこうなる

          「感想」 映画のはじまりから嫌な感じするなあと思うが、なんか何も起こらないなあという感じで進んでいく。でも....。あの時あの決断をしておけばという教訓めいたこともいえるしかなりトラウマになる内容。 音声感想はこちら👇

          第85回「胸騒ぎ」(2024年)断れる決断ができない人はいつかこうなる

          第83回「アイアンクロー」(2024年)頑張った、エリック兄弟の苦悩

          「感想」 フリッツ・フォン・エリックの鉄の爪は、昭和懐かし映像とかでよく見ていたが、この一家が抱えていた闇は知らなかった。映画を通じて知ることとなったが、悲惨すぎる。だが、映画は悲惨な内容ではあったがそこから逃れることが出来たときの幸せさを教えてくれる内容だった。 音声感想はこちら👇

          第83回「アイアンクロー」(2024年)頑張った、エリック兄弟の苦悩

          第82回「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」自己表現をしたい人、かつてしていた人は色々と喰らう

          感想 若松孝二の作品が好きで監督作は色々とみているが、若松孝二を描いた作品は、これで2作目。前作の作品もよかったけど、今回の作品もかつて何かを目指していた人が見ると色々と喰らってしまう。青春映画として非常に面白かったし、あのころにはもう戻れないけど戻りたくもないということを思い出してしまう。 音声感想はこちら👇

          第82回「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」自己表現をしたい人、かつてしていた人は色々と喰らう

          第81回「ボーはおそれている」 & 「DOGMAN ドッグマン」 多々よかった

          「ボーはおそれている」 3時間もあるので、観るのを躊躇したが、配信で観るとそれはそれえ集中力がもたなくなるし、劇場という逃げられない場所で観るべきものなのではという思いで鑑賞。逃げられない。ボーも逃げられない。そして眠りからも逃げられない。前半は大興奮の内容で、よめない展開でワクワクしたが最後のエンディングでメチャクチャ眠くなった。 「DOGMAN ドッグマン」 ワンちゃんが大活躍だと思って観たが、そんなに全編にわたっての大活躍ではなかった。でも、活躍はしてくれてニコニ

          第81回「ボーはおそれている」 & 「DOGMAN ドッグマン」 多々よかった

          第80回「落下の解剖学」(2024年)そういう期待をしてもそういう映画ではない

          「感想」 観る前は、そういう期待をして観に行ったが、そういう映画ではなかった。でも、めまぐるしく変わる展開で主人公のいやな面もみえたり、でも違うんじゃないかとなったり、感情が揺さぶられる法廷劇。夫婦とはという究極の営みを見事に映画で表現していた。 音声で感想を語ってます👇👇

          第80回「落下の解剖学」(2024年)そういう期待をしてもそういう映画ではない

          第79回「カラーパープル」(2024年)立ち上がれと魂が震えるミュージカル

          「感想」ミュージカル映画はあまり好きじゃないかもと思って、観るのに躊躇していたが、観てよかった!!暗いテーマだけど、ミュージカルになることでとても観やすくって、勇気をもらえた。内容と音楽もいいマッチング。「哀れなるものたち」とも共通するテーマ性があってあわせて観るのがお勧め。3回ぐらい泣かさた。 音声感想はこちら👇

          第79回「カラーパープル」(2024年)立ち上がれと魂が震えるミュージカル

          第78回「哀れなるものたち」(2024年)2024年ベスト映画決定です!!

          予告を観たとき、可愛らしい映画なんだろうなあと思って観に行ったが確かに可愛い内容だが、ドギツイ可愛さ!そして、面白い最高だった。ボキャブラリーが生まれたてのベラ並みだが面白かった。2024年ベスト映画間違いなし!! 音声感想も聞いてね

          第78回「哀れなるものたち」(2024年)2024年ベスト映画決定です!!

          第77回「笑いのカイブツ」(2024年)この世は純粋を否定する余計なものが多すぎる

          「感想」 観始めて思ったのが、キングオブコメディみたいな話ね。でも、全然違う。この主人公、不器用すぎるだろ。でも、こうやって仲間見つけて売れていく話ね。でも、全然違う。この主人公、不器用すぎるだろ。あっ、やっと認められて売れていく話ね。でも全然違う。この主人公、不器用すぎるだろ。その繰り返しで、まったく共感できないと思いきや、あるシーンで号泣してしまった。こんなに報われないコイツ。。。とにかく感情を揺さぶられた。久しぶりのいい映画体験だった。 音声の感想はこちら👇

          第77回「笑いのカイブツ」(2024年)この世は純粋を否定する余計なものが多すぎる

          075.映画「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」(2023年)年末の締めとしては、最高のホラー

          「感想」 今年最後の締めとして、何か気持ち悪いものみたいなあということで、気になっていたこれを観た。冒頭から心つかまれる展開でどうなっていくのこれ!!!そして、怖すぎるという最高の内容。最後は、ああなるのかあと超関心の内容。 音声感想はこちら👇👇

          075.映画「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」(2023年)年末の締めとしては、最高のホラー

          第74回「市子」(2023年)釈然としない何かが多い

          「感想」ラジオで評判を聞いて観に行った。市子はいったい何故突然、消えたのか。消えなければならない理由があったらしい。その理由とは何なのか!!気になる内容だ。これは観に行かなければ。という感じ。でも、観終えた感想は、なんか釈然としないなあ。あの設定って無理やりじゃね?そんなことできるわけね?単なるストーリー展開を促すために使われてるだけじゃね?などのモヤモヤが。とはいうものの主演の杉咲花さんの演技など役者の人は凄いよかった! 音声感想はこちら👇👇

          第74回「市子」(2023年)釈然としない何かが多い

          第73回「首」(2023年)なんだかんだで、たけしが好き

          「感想」 まちにまった、たけしの作品。色々ごたついてて公開されないなんて話を耳にしたが無事に公開されてよかった!!たけし映画の時代劇と言えば座頭市以来だが、本能寺の変といういままで何度も描かれてきた出来事をたけしならどう描くか楽しみだった。観終わった感想は、もうやっぱりたけしが好きなんだなあと思った。まってましたという展開満載で個人的には最高だった。でも、あくまでも個人的にはということを強調しておきたい。 音声の感想はこちら👇👇👇👇 監督・脚本 北野武(ビートたけし)

          第73回「首」(2023年)なんだかんだで、たけしが好き

          第72回「ゴジラ-1.0」(2023年) 高揚感がキモい

          「感想」 あんまり期待はしていなかったが、ゴジラの特撮は凄かった!それ以外はなんか色々とキモい内容だったがウルっときてしまった自分にこんなことでいいのかと太ももをつねった。 音声感想はこちら👇👇

          第72回「ゴジラ-1.0」(2023年) 高揚感がキモい