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第90回「ザ・ウォッチャーズ」(2024年)予告編は最高に面白そうだったが。
「感想」
予告編は非常に魅力的で、まさにシャマラン映画に期待する要素が詰まっていた。しかし、実際に映画館で鑑賞してみると、その期待は裏切られた。シャマランの娘が監督し、シャマラン自身も製作に関わっているものの、その出来栄えはNetflixの『ブラックミラー』のエピソードとしてならば納得できるレベルに過ぎなかった。設定や脚本には多くの粗が見受けられ、原作がどのように描かれているのかが非常に気になるところである。映画全体に説得力が欠け、結末も予測の範囲内であり、新鮮さが感じられなかった。シャマランの娘が監督したことから、父親の影響力を強く感じざるを得ない。24歳という若さで映画を撮れるのは、間違いなくシャマランのバックアップがあったからこそであろう。しかし、映画としての完成度には物足りなさが残った。