03 電気主任技術者フリースペース

定期的に書いていくつもりが、
あれやこれやの人脈作りや考え悩むことも多く、
効率的に時間を作ることは難しいものですね。

さて。

Twitterで軽く呟き始めていますが、
本業を「人材に関するお手伝い」を主とした、
主任技術者・電験資格に関わる方・設備保全に関わる方へ向けたフリースペースを計画しています。

【どうしてそんなこと始めようと思ったか】

前職での保安協会の営業職は本当にやりがいがありました。電気の知識の無い需要家様などへ私なりの簡単な設備のご説明をし、お持ちされてるキュービクルの意味合いや省エネに関することなどを知って頂き、理解されたうえで保安管理の契約や、電気工事のご依頼を頂けることに充実を得ていました。

契約のご依頼は、今やお客様の方から保安管理の引受先を調べられ、お声を頂けるような状況までになり、これは数年前の「保安契約を切り替えてください」と営業してまわっていた時代とはコロッと変化しました。

その理由は、
業界的に、外部委託を担う保安協会の主任技術者が足りなくなってきているため、です。

前職の協会は、技術者に良い会社を作ろうと働き手を増やす工夫を続けており、ひっ迫した状況は回避出来ていますが、他の協会は人材不足が非常に深刻化している情報があとをたちません。

保安協会に勤めながら、電験資格者を呼び込むには限界があるので、もう、自分で電験資格者を保安協会の世界に引き入れるきっかけを作りたいなと考えるようになりました。

試験的に、
Twitterで、元保安協会営業マンとして、私の経験した現場のこと、需要家の思いなど、特殊な職務であったと今更考えはするのですが、もちろん個別名称などは出しませんが、たまにポロポロとツイートすることで、電験資格を持つ方々からのフォロワーが1ヶ月少しで250名にもなりました。

Twitterで私の概念が大きく変わったこととして、
「保安協会の仕事って、すごく知識が無いと入れないんじゃない?」
「私の理論知識ではまだ保安協会は難しいと思います」
「2種が無い通用しませんか?」
「電験の資格あるけど、保安協会って道もあるの?」

など、そんな声を何通も頂きました。
適当な事は言えませんが、実際の保安協会の内容は外からは見えないので、大きく安心して頂ける機会を設ける必要もあるのかなと思いました。
保安協会への敷居はそんな高いものじゃないこと、
知って貰わねばなりません。
また、保安協会以外にもこんなに沢山の電験資格をお持ちの方々がいて、そのほとんどが資格を活かした職務についていない、という気もします。

保安協会の主任技術者として働くには、
実務経験が必須にはなりますが、
そこは、常駐案件を必要とする管理会社などへ人材を提供することで、管理会社・実務を積みたい転職者、ともに利害の一致する環境を作って行くことが急務ですが、そこの動きもしながら、
保安協会の仕事がどんな仕事をしているかを知ってもらうような場所も必要だと考えました。

どうせ事務所を借りて仕事を始めるのなら、
業界の方々が気軽に出入り出来る空間を作りたい。

電験について興味のある方々が集まれば、
ひとつのコミュニティが出来、
電験を活用した世界にどんどんイメージを持って頂きたいし、電験業界をもっと盛り上げていきたい。

私が提供する空間をひとつの、色んな立場で仕事をされている方達の「部室」のような居場所にして頂ければ、技術者が抱える孤独が消え、それぞれの仕事に良い刺激を循環させられればと思います。

言葉を選ばず書いているので、文面もおかしくてすいません。

ただ、やっていくには、賃料、私の最低限の給料を確保していかねばなりません。別に大金持ちになりたくて始めようとした訳ではなくて、1つの私の家族が普通に生活出来ればそれで良いのです。

賃料を含めた売上をどのように捻出するか、
当然、事業を起こすより先に考えなければなりませんが、進みかけた船は既に港を離れてしまいました。考えるより先に行動してしまう性格が、良いのか悪いのか。。。

協力頂けそうだった太いパイプも、
非常に雲行きが怪しそうだし、
かたや、予期していなかったパイプも出来そうだし、
人生いろいろですね。

また、想いを綴らせて頂きます。

~つづく~

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