定数的に検証するデザイン

こんばんは。
こちらは制作会社デザイナーのみずが書く日報note。

仕事で自分が行ったこと、感じたこと、人から学んだことを備忘録的にまとめていくために、日々の振り返りをアウトプットしていく。


🌱🌱🌱


お仕事で簡易的な作字デザインをした。思った以上に迷ってしまった。

アウトプットは既存ロゴにサブタイトル的な英字を添えたもの。


迷ったことはいくつかある。第一に、フォントに何を使うか。
ただこれは割りかしすぐに決まった。

フォントを決めるため、まず既存ロゴと今回の要件に合うリファレンスをいくつか見繕い、なんとなくの方向性の仮説を3つくらい出した。それに合うフォントを12~3個ピックアップして、すべてアートボード上に並べる。
そこから合致しないものを排除していって3つくらいに絞れた。


次に既存ロゴとバランスよく配置するための位置とサイズ。これにはだいぶ時間を割いてしまった。

フォントと違って具体的に何個調べる、といった枠を設けづらく、イラレ上であーじゃないこうじゃないと動かしては迷う。時間は過ぎるのに、なかなか「こうだ!」と決められなかった。

そんなとき上司のアートディレクターがアドバイスをくれた。

「位置とかサイズとか悩んでいるときは、数値で区切れるところをばーっと数出して検証していくといいよ」と。

アートボード上で文字をこねるのではなく、たとえば、既存ロゴと比べてサブタイトルのサイズを90%、80%、70%…と変更し、アートボードを並べる。並んだものから一番いいものを決めていくと悩む時間を最小限にできるのだそう。なるほど、確かにそうすればデザインを定数的に検証できる。

そうしてわたしは早速教えてもらった内容を試した。そうすることで変に悩むことなく本筋に辿り着くことができた。ある程度機械的に検証していき、自分の知見の少なさをカバーしていきたい。


それでは🌷

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