NFT成功のカギは「コミュニティ」
こんばんわ、NFTライターの水崎です。
今日は
BAYC(Bored Ape Yacht Club)のコミュニティが
音楽配信や仮想バンド「ZOO」を発足したという
ニュースからNFTとコミュニティについてお伝えします。
この記事を読むメリットですが
・NFTが価値保存の手段だけではない
・コミュニティの力を借りて成長する
・自分がNFTを発行する際に何を意識するのか
が分かります。
それではよろしくお願いいたします。
1、NFTは価値保存だけで使われるものではない
まずは記事をどうぞ。
さっくりいうと
BAYCというNFTコレクションの所有者であるTimbalandさんが
BAYCを用いて音楽とアニメを作成するチームを立ち上げたという
ものです。
もともとBAYCは、10,000個限定のサルを用いたNFTです。
現在の価格は
最低価格37ETH(172,457$)
17,245,700円ですね(2021年11月13日)
このNFTの特徴は、
コミュニティが強いことです。
例えば、
BAYCの保有者でないと入れない専用のルームがあり、
まるで株主優待でしか入れないVIP専用ルームに入れるようなものですね。
ほかにも
BAYCの保有者同士でリアルで会うオフ会のようなものもあります。
これは僕の考察ですが、
数量限定のイラストですが保有していることで
一種のステータスになり、
持っている人同士の交友関係にも発展することが
このNFTの特徴と考えています。
もちろん、
NFTとして発行するだけではコミュニティとして
発展することは難しいです。
日本では
イケハヤさんが「CryptoNinja」
を運営されています。
特徴としては二次創作を認めて、
様々なイラストレーターさんが発行されていることです。
このように作品だけではない
コミュニティとして成長させていく必要もあるのが
NFTではないかと僕は思います。
2、コミュニティの力を借りて成長する
では、実際にコミュニティとして成長するというのはどのようなことでしょうか。
やはりNFTとして世に出すからには
最初の金額より上がり、
買ってくれた人も
作成をしたイラストレーターさんにも
恩恵がある方がよいですよね。
では、どうしたらそのようになるのか。
答えがコミュニティです。
要するに
「欲しい!」と思ってくれる人が多いほど
価格が上がります。
この事例で最も勉強になるのがイケハヤさんです。
イケハヤさんの運営されている「CryptoNinja」は
二次創作を認めています。
つまり、
製作者だけでなく
二次創作者にも売れたらお金が入ることを
認めているのです。
これってすごいことです。
極端な例ですが、
僕が大好きな「鬼滅の刃」の二次創作で絵を描いて
NFTにして売ったらどうなるか。。。
おそらく、アウトです(笑)
ですが「CryptoNinja」では、二次創作を認め、
イラストレーターさんが二次創作の作品を
作成し、販売。
実際に収益を得ている人がいるのです。(二次創作に関わる記事はこちら)
なにかメリットあるの?と思われた方。
ごもっともです。
しかし、これって運営にとってもメリットがあるのです。
要するに
自分が営業をしなくても
二次創作をしてくれている
イラストレーターさんが営業活動を行ってくれていることと
同じだからです。
最初に話した通り
「欲しい」と思われないと価格は上がりません。
ということは
「欲しい」の前に
「知られていない」と「欲しい」には
つながりません。
CryptoNinjaの運営さんは
知ってもらうという段階を
二次創作という形で実現されているのだと
思います。
これは勉強になります。
3,自分がNFTを発行する際に何を意識するのか
では最後に、自分がNFTを発行する際に何を意識したらいいのか。
「欲しい」と思ってもらうための
「知ってもらう」
という営業活動を行うことです。
どれだけいい作品を作っても知られなければ
存在をしないのと同じだからです。
だからこそ
知ってもらう努力をしていかなくてはいけません。
そのためには
イラスト作成だけでなく、
情報発信とコミュニティの成熟がカギだと
思います。
ほかにもコミュニティが育つと何が起きるかという事例ですが
BAYCだと
ファンによる
というのもあります。
すごいですね(笑)
つまり、売って終わりではなく
そこからイラストや音楽に価値を上乗せしていける行動を
運営側が行っていかなくてはいけないと思います。
まとめ
まとめると
NFTの神髄は価値保有ではなく、コミュニティ運営である
です!
事例を勉強するほど
難しいと感じてしまいますが、
一足飛びにはいかないので、
毎日コツコツやることが正解ですね。
それではまた!
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