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とある30代男性フリーランスが仕事を放りだした末路

おはようございます。

Web3.0特化のオンライン秘書の水崎です。

今日は
【とある30代男性フリーランスが仕事を放りだした末路】
というテーマでお伝えしたいと思います。

この記事は4分で読めます。

・仕事を受注したいけど、自分にできるか不安…
・途中で「できない」っていいのかな?
・もう仕事を放りだしたい!

そんなフリーランス初心者のお悩みを解決します。

今日の結論
『仕事の途中解約にはメリット、デメリットがある』
メリットとデメリットを把握したうえで、途中解約をクライアントへ伝えましょう。

引き受けた仕事を「やっぱできません」ということを『中途解約(ちゅうとかいやく)』と言います。

これは法律にも定められたルールなので、違法ではありません。
しかし引き受けた仕事を途中で「できません」というのはハードルが高い。

実際にぼくの仲間で仕事を放り出してしまった人がいますが、
フリーランスとして戻ってきていません…

そこで今日は法務担当として、中途解約ってなに?という所から一緒に確認しそのメリットとデメリットをしていきましょう。

水崎の簡単な自己紹介
・オンライン秘書として法務、採用、広報として活動。
・サラリーマン時代に7年間の経営、人事に携わる。
・現在は起業し企業やDAOのバックオフィスを支えています。

1、仕事を途中でやめる『中途解約』ってなに?

法律上引き受けた仕事を途中「やめます」ということを『中途解約』と言います。

中途解約については多いのは、クライアントの都合で仕事を止める場合に引き受けた側(以降はフリーランスとします)の損害を賠償することが書かれています。


つまり、フリーランスを守るためにあります。

仕事を引き受けたけどクライアントから「この仕事中止!」と急に言われると、仕事にかけていた時間やお金がムダになります。(これが損害。)


損害に対してクライアントへ「止めるなら作成にかけた時間と費用分はお支払いください」というのは権利として認められています。

しかし、今回の場合はフリーランス側から断るというシチュエーションなので、ちょっと異なります。

フリーランス側から断る場合にはクライアントへ迷惑をかけることになるので、上記の内容とは異なります。

なにがどのように違うのかは、
以下で解説したいと思います。

2、中途解約のメリット、デメリット

フリーランス側から仕事を途中で断る場合のメリット、デメリットを以下で整理します。

ぼくの主観も入りますので、確定ではなく参考程度に見てもらえたらと思います。

デメリット

①クライアントからの損害賠償金額は減額

フリーランス側からの自己都合による途中解約の場合は、実施していた仕事に対する損害賠償分をもらえる可能性は低くなります。

クライアントへ迷惑をかけているので、その分が引かれ(過失相殺(かしつそうさい))で「減額」や「無し」ということもありえます。

②同じクライアントからは仕事をもらえなくなる

途中解約はクライアントからすると「え~。急に!?」となると思います。つまり契約違反と言われる可能性もあります。

様々な状況があるので断定はできませんが、同じクライアントからの仕事を受諾することは難しくなるでしょう。

③評判が悪くなる

クライアントにも発注者のコミュニティがあります。
そこで、途中解約をしたフリーランスの評判は回る可能性があります。

こちらも様々な状況があるので断定はできませんが、クライアントに近しい人からの仕事を受注することは難しくなるでしょう。

メリット

①「自分には難しかった」と気づきにつながる

失敗から学ぶことは多いです。

評判が悪くなる可能性を考慮してもメリットがあるとするのであれば、自分の作業量や技術などを知るきっかけとなります。

②闇落ちクライアントだった場合にはスレスが無くなる

闇落ちしたクライアントはフリーランスを道具のように考えます。

そんなクライアントの下では成長もないので、このような場合には可能な限り早く契約解除することをおすすめします。

③次の仕事へのチャレンジができる

仕事を断ったことで次の仕事が獲得できる可能性もあります。

自分の仕事量を把握したうえでちょっと大変な仕事に挑戦するのはメリットとして挙げられます。

3、今後の対応

ぼくから提案はこれです。

契約の段階で途中解約におけるルールを確認します。

これはクライアントにとっても、フリーランスにとっても大切です。
引き受けたからには最後まで完成させたいと思うのが、ぼくたちフリーランスですね。

ですが様々な事情により断らずを得ないケースも想定できます。

そこで事前にルールを決めていくこと、トラブルを回避でいます。

おすすめのルール

解約する場合は
・解約するときは事前に●日までに先方へ伝える
・クライアント都合の中途解約における違約金は●円
・上記の金額に加えて、フリーランスがすでに作成をしていた委託業務の割に応じて業務委託料を支払う
・フリーランスの都合で断る場合には、損害賠償請求をしない。
・上記に記載をしていないことがった場合には話し合いで解決する。

まとめ

中途解約はお互いにとってストレスになります。

しかし様々な事情で中途解約が発生する可能性があるため、フリーランスは中途解約について知っておく必要があります。

・中途解約はクライアントの権利
・手を付けていた仕事からでも報酬が発生するなどフリーランスを守る
・フリーランスの自己都合の場合はデメリットもある

今日の内容を踏まえて、お仕事を引き受けていきましょう!

それではまた明日!

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