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約束

もっと話せばよかったね
もっと一緒にいればよかった
言いたかった言葉 たくさんあるけど
この次 会うまでの 約束にしよう

Bye Bye 別れの言葉は 軽くていい
Bye Bye 別れの涙は 少しでいい

泣き虫のあの娘も 生意気なあいつも
ひそかに想いを寄せたあの人にも
伝えたかった気持ち たくさんあるけど
この次 会うまでの 約束にしよう

Bye Bye 別れの言葉は 軽くていい
Bye Bye 別れの涙は 少しでいい

雪どけの光あふれる あの山を越えて
新しい何かを探しにいこう
懐かしい光あふれる あの日々を越えて
新しい風に吹かれにいこう

いつかは来るって 知ってはいたけど
この日が来るって わかっていたけれど
こんなに早いなんて 思わなかったから
この次 会える日も きっとすぐまた来るさ

Bye Bye 別れの言葉は 軽くていい
Bye Bye 別れの涙は 少しでいい

*ちょっと軽めのお別れソングという感じで作った歌です。
別れた後、一生会う機会のない人もいれば、何度も顔を合わせることになる人もいます。どっちになるかは、別れの時点では予想がつかないもの。中島みゆきさんの「時代」の歌詞に、「巡る 巡るよ 時代は巡る 別れと出会いを繰り返し」というフレーズがありましたが、歴史は人と人との出会いと別れの集積で成り立っているのかもしれませんね。

さらば、さよなら、じゃあね、Good-bye、See you、Au revoir、Chao、Adios、Auf Wiedersehen、ダスヴィダーニャ、アンニョンゲセヨ、再見…、別れの言葉は古今東西さまざまですが、その中でも「バイバイ」は、軽やかで、親しみがあって、そこはかとない哀感もあって、好きな言葉です。手を振る動作は古代日本では愛情の表現だったようですが、別れの挨拶にもそのなごりが残っているような気がします。

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