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星の子

ぼくは 生まれたくて生まれた
死にたくないと 強く願った
きみを 愛したかったから
心から 愛していたんだ

ぼくが ぼくであることをやめても
きみを忘れることは けしてない
きみのいる世界は うつくしい
ともりびも 消えたりしない

ぼくは 夜ごと きみを見つめる
きみの眼は 時折 ぼくを映す
さびしいけれど孤独ではない
星のひとつであるのだから

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