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瑞乃ゆみ
2023年12月15日 20:17
魂の容れ物深く眠ってた 長かった、でもようやくここまで見上げると複雑に絡む電線 幾多の営み日が落ちてゆく四年ぶり友と再会するも雨 手をとりあって駅へと走る通り雨仰げば太陽に照り映えて 大切な荷物抱えて走る普通列車に揺られて帰る満ち満ちた心が零れて夜に浮かんだ(2023/12/13 神戸新聞文芸・特選)