映画備忘録① 怪物はささやく/帝一の國

 先週末は……というよりこの年度末の1~2週間は驚くほど頭が動かなくて(なんか体調悪かったのかなー)、取材時間をのぞいてひたすらインプットデイ。集中力がほしい…

 そんななか見た映画の備忘録を。

◆怪物はささやく

 不治の病になったシングルマザーの子どもの目線で描かれた物語。
 絵が好きな男の子は、クラスメイトにいじめられたりおばあちゃんとうまくいかなかったり、多難。
 ある夜、お母さんがよく語りかけてたイチイの木が、「三つの物語を語る」といって現れてくる……というファンタジー。

 しかし冒頭、怪物がほんとの怪物にみえて、「ホラー借りちゃったんだっけ…?」と不安になる笑

 ずーっと男の子の瞳が印象的だなぁと思っていたけど、終盤のお母さんとのビデオでその理由が分かる感じ。

 大事なひとを喪うことは、とてもとてもつらいから、なんとかして心の中で折り合いをつけていくしかないんだろうなぁ。

 シガニー・ウィーバーがおばあちゃん役なのだけど、年齢なのか性格のせいなのか、男の子よりもおばあちゃんに感情移入しまくり。
 リビングや大切にしてた大時計を壊されたシーン。わたしならあんな対応できただろうか…。「わたしの方が、なにもかも壊したい気持ちだ!!」ってぶちまけちゃうんじゃないかな…

大切な人は、大切にできるときに大切にしよう。当たり前のことを忘れないように。

◆帝一の國

 これはもう、漫画をうまく実写化したんじゃないかと。うまくまとめたなー!という印象。

 NHKドラマ「女子的生活。」の志尊くんが、ここでもいい演技してたー。

 実際にはありえない設定だとしても(まぁ原作漫画ですから)、うまく収まって、これはこれで、って感じで楽しめちゃいました。

 わたし的にはなんとしても帝一には投票してほしかったけど。

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