マガジンのカバー画像

学び

68
自分にとって学びになったことのメモなど
運営しているクリエイター

#摂食障害

「自分らしさ」は探さない。

「自分らしく生きる」 周囲の目やしがらみから「自由」になるための価値観として讃えられることの多いこの言葉は一方で、承認欲求を際限なく求めてしまう「罠」にもなる。 摂食障害の当事者の調査・研究を続けてきた文化人類学者の磯野真穂さんは、自著でそう指摘します。 「『自分らしさって何だろう』と自分に注目することは、『他者』に注目することでもあるから」 どういうことなのか、話を聞きました。 「自分探し」は、かたちを変えた承認欲求――いつから「自分らしさ」に目が向くようになった

好かれるためには《要努力》?ー「当事者が語る、摂食障害の作り方」

食べること。そして、からだ。 食べることは、世界の一部を自分の内に取り入れること。 一方、からだは、自分と外の世界をつなぐ《扉》です。 私たちは、世界との繋がりなしには生きていけません。 したがって「世界との繋がり方がなんだかおかしい」と感じた時、私たちは食べ方と身体を変えることで、しばしばそれを修正しようとします。 特に、思春期の女子が食べ方を変え、身体を細くすることの効果は絶大です。 たとえばシューレ初の試み『当事者が作る、摂食障害の作り方』に登壇してくださった

摂食障害アクションディ 「ひとりじゃないよ」が届くように

きょう6月2日は摂食障害アクションディ。 政策研究大学院大学で、アスリートの摂食障害について考えるイベント(日本摂食障害協会主催)がありました。 多くの人が集まっていて、こんなにたくさんの人が、摂食障害に悩んでる人の助けになりたいと思っているんだなぁ…って感じました。 でも、たぶん今苦しんでいる真っ最中の人は、ここには来られない。 助けてほしいと思っていても、なかなか支援の手が届いていない人もいると思う。 協会では、メールの無料相談を受け付けているそうなので、悩んでいる