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自分が旅で感じたことやごはんリストをまとめています
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アイヌの歌と音楽にひたった ウポポイの楽しみ方②

念願叶って訪れたウポポイ!今回はわたしがとっても楽しんだ音楽系のプログラム三つを紹介。 ムックリの音色にびっくりまずは伝統楽器、ムックリという笛。これは、湖畔のステージで開かれた「コタンの語り」で、アイヌの生活を紹介してもらった後、女性の奏者が披露してくれました。 『ゴールデンカムイ』で時たま描かれていて想像するに「ビヨーン」って音がするんだろうな~と思っていたら、想像以上の重低音が響いてきて、なんであの竹からこんないろいろな音が出るの……!?と全力で驚く…! 終わった

アイヌ文化にどっぷり浸かる ウポポイの楽しみ方①

先日の遅い夏休みで、念願のウポポイへ行ってきたーーー!! マンガ『ゴールデンカムイ』にどハマりしてから、北の大地の豊かな食や自然、アシリパさんの魅力的なキャラクターもあいまってどんどん「アイヌの文化を知りたい…」という気持ちになり。そこへニュースで「ウポポイができる」と知り……!(高まる)オープンから2ヶ月、ようやく行ってきた!! オープン直後から指摘されている通り、ウポポイは予約システムがとても複雑……。まずはこれから訪れる人のために事前準備を書きます。 ①行く日を決

ミャンマー出身の板前さんが握る浅草の寿司屋

友人が「ミャンマーの方が握るお寿司屋さんがあるんだけど行かない?」と誘ってくれて浅草の「寿司 令和」へ! ミャンマーの方がなぜお寿司を……?と思ってたら、友人が「行く前にこれ読んでおいて!」と記事を2本紹介してくれた。 昨年6月にオープンしたお寿司屋さんは、経営者も板前もミャンマー出身の方なんだそう。みんなで出資して会社をつくり、物件を引き渡された昨年5月の元号変更にちなんで「寿司 令和」と名付けたんだって。 (板長の)マウンさんが来日したのは1996年のこと。母国では軍

クオッカが見られなくても…埼玉のかわいい動物たち

noteを始めた時は、ほぼ旅の報告になるだろうと思っていたのに、気ままに旅に行けない状況に追いやられ、気づいたらマガジン"美術展レビュー"と、"旅"の記事数が同じになってた。びっくり。 今日はそんななかでも行ったマイクロツーリズムのお話。笑った顔みたいに見えるから、「世界でいちばん幸せな動物」と呼ばれているクオッカという動物がいるんですが、生息地のオーストラリア以外では埼玉県こども動物自然公園でしか見られないんです。 当たり前のように大人気で、8月は整理券がないと見られず

埼玉ピースミュージアムって知ってた?

チェルノブイリやアウシュビッツ、クライストチャーチ、ペリリュー島、ソウルの南北境界線などなど、戦争や災害に思いをはせて学ぶ旅「ダークツーリズム」が好きで世界各地を旅してきました。 が、コロナ禍で旅に行けず落ち込んでいたところ、友人から「埼玉県の平和資料館いかない?」と誘われました。えっ?埼玉にそんな資料館があったの??という感じ。 調べてみたところ埼玉県こども動物自然公園のそば!ここは、世界一しあわせな動物と呼ばれるクオッカを、オーストラリア以外で唯一飼育しているところなん

下関のフグおいしすぎる…初めて参加したオンラインツアー

ツアー会社「ノットワールド」が開催している地方応援ツアーが魅力的すぎるので、日時が合うところでなんか参加したいな~と思っていたら……ちょうど下関のフグツアーがあった……!ということで早速ポチ。(↓画像はそのイベントページのスクショ) 実はわたしの初任地である大分でも、おいしいフグがリーズナブルに食べられる。大分時代は(転勤してからもだけど)、フグ刺し・唐揚げ・てっちりの大満足コースが5000円!という破格のフグ料理屋さんに時々お邪魔していたのでした(分厚くて弾力のある刺し身

「タクシー運転手」「1987」韓国の民主化闘争 映画pickup3

今回のおすすめは韓国映画の「タクシー運転手 約束は海を越えて」と「1987、ある闘いの真実」。 またもや「考えさせられる系」映画をピックアップしてしまった……。「観てほしい!!」って映画って、わたしの場合どうしても、史実に基づいた映画based on a true storyになりがちだ…… 韓国語ペラペラな友人が「タクシー運転手→1987の順番で観て!」ってオススメしてくれたので、去年、言われた通りに観ました。それが大正解! それまで韓国映画をほとんど観たことがなかっ

ソウルがおいしいものばかりだった話 辛いものが苦手でも…

先日、1年ぶりにソウルを訪れました。2日間の超・弾丸旅だったのですが、辛いものがあんまり食べられないわたしでも、ソウルはめちゃくちゃおいしいものばかりだな〜と改めて思いました。また食べたいな~というご飯を中心に備忘録として。 芯からあったまるソルロンタン今回の最初のごはんは、昼時に行ったら行列必至だそうな神仙ソルロンタン。各地にチェーン店があるそう。わたしは早朝に仁川に着く便で向かったので、明洞のお店を早朝6時に訪れました。24時間営業がありがたい。 店員さんが「アッツイ

あいトリレビュー① アートで〝社会課題〟をとらえなおす

色々色々あったあいちトリエンナーレ。個人的には前回のあいトリよりもさらに充実していて考えさせる展示も多く、印象に残ったトリエンナーレでした。「情の時代」というサブテーマどおり、現代アートを通して、自分はこの社会問題をどうしていきたいのか、捉え直すきっかけになったなぁ。 芸術監督の津田大介が掲げたテーマ「情の時代Taming Y/Our Passion」には、「情報によって我々の感情が煽られ、それによって翻弄された人達が、今世界中で分断を起こしている。世界を対立軸で捉えるので

あいトリレビュー④四間道・円頓寺 重いテーマに言葉を失う

あいちトリエンナーレレビュー、ラストです。名古屋駅から歩こうと思えば歩ける……ぐらいの四間道・円頓寺エリアについて書きます。 これまでのレビューは「情の時代」に着目した作品について振り返った①アートで社会課題をとらえなおす、喜楽亭に圧倒された豊田エリア②旅館と戦争の記憶が一体化、名古屋市美術館で考えた③生まれる・産む、ジェンダーとはの3本。 四間道・円頓寺エリアは商店街や長屋、県の指定文化財がアートの舞台になっていてとても面白かった。観光や出張ついでにふらっと行けそうだっ

あいトリレビュー③名古屋市美術館 産む・生まれる、ジェンダーとは

「産む」とか「生まれる」という生物としての「生」とか、社会的な意味での性、ジェンダーとかを考えさせる展示が多かったな~という印象の名古屋市美術館エリア。 シャーレの中の刺繡のモチーフは、染色体で…入ってすぐにあるのが、シャーレのような布のオブジェが天井からつり下げられている碓井ゆいさんの「ガラスの中で」。作品タイトルの英語名は「in vitro」。医療系の論文で勉強したなぁ…と遠い目(試験管レベルの実験などはin vitroで表現されるので)。 シャーレの中に刺繡されてい

ハンセン病療養所のある大島と瀬戸芸 自分の目でみる大切さ

瀬戸内国際芸術祭2019の振り返り。島全体でいうと一番印象に残ったのは大島でした。訪れたのは夏会期の最後の週末。アートをきっかけにもっと多くの人に訪れて知ってほしいと思いました。 大島は「らい予防法」(らい病・癩病=ハンセン病)に基づく療養所「大島青松園」がつくられた島。芸術祭のボランティア・こえび隊の方が案内ツアーをしてくれたのだけど、説明がとても分かりやすくて参加してよかった。 風邪よりも感染力の弱い「らい菌」を恐れ、島に閉じ込めて。そのせいで「うつる」「感染力が

あいトリレビュー②充実の豊田エリア 旅館と戦争の記憶が一体化

豊田エリアは、8月中旬に訪れた。 炎天下まっさかり。トリエンナーレのアート巡りには雨もしんどいけど、灼熱の太陽もけっこうな難敵だな…と思いながら、豊田市美術館への長い坂道を登っていく(「豊田市民は徒歩で行かない、びっくり」というTweetを見たなぁ)。 豊田市美術館ではクリムト展もおこなわれていて大盛況。 美術館→プールの展示→ホー・ツェーニン@喜楽亭の展示で「これはわざわざ豊田に来てよかった…!」と強く感じたのでした。   ①喜楽亭と一体化した戦争の記憶ここまでアートと

瀬戸芸、秋限定の島へ ワルリー族の1年がすてき

瀬戸内国際芸術祭の会期もあと1週間。なんだかここ最近、芸術の秋って感じだな~。この週末は3連休で訪れる予定だった瀬戸芸・秋会期限定の島へ行ってきました。久しぶりの秋晴れに嬉しくなった。もうどこも災害に遭いませんように… 一番印象に残ったのは香川県三豊市の「粟島」。どこに送ったらいいのか分からない〝漂流する思い〟を受け止める「漂流郵便局」で有名。今年は作品に入ってないんだけど、ずっと気になっていた。 「あなたがこの世を去ってから3年…」「あなたと結ばれることはなかったけど」な