水に溶ける

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40歳になろうとする節目に

私達が高3の時、中学の担任だった先生が亡くなった。 脳卒中だったと聞いた気がする。39歳だった。 告別式で3人の幼い子供達と疲弊した奥様の姿を見た。 私達は去年、先生が亡くなったのと同じ39歳になり、今年もう40歳になろうとしている。 同い年の子で病気で亡くなったなんて知らせがあってもおかしくもない歳だけど。 39歳…私はまだ何にも出来てないなぁと思う。先生もまだまだやりたいことたくさんあっただろうな。 遺されたお子さんはもう20歳を過ぎただろうか。子供達の成長も見たかった

    • ダーニング刺繍

      ダーニング刺繍。 この技法と出会った時、私がずっと求めていたものはこれだと思った。 ・・・・・・ 子育てをしていると、自分の服はお店でろくに見られない。ネットで買うと失敗が多い。 そして安いものは比較的すぐダメになる。 専業主婦の子育てで、自由になるお金も時間も少ない。 だからこそ「安物買いの銭失い」はやめようと考えた。 気に入った服を買い、大切にして長く着る。そのためにはどうしたら良いか? 子育てをしていたら汚れやほつれは免れない。長く着ていれば穴あきや虫食いも避けら

      • 私の2022年のテーマだった「怒り」という感情

        あっという間に年の瀬。 今年は自分の怒りと向き合った一年だった。 ・育児本 ・アンガーマネジメント講座 ・『血流がすべて解決する』(堀ママ) ・ノーバディーズ・パーフェクト(親支援プログラム) 今年、3歳になった息子。 息子が1歳を過ぎた頃から、私はキレることが増えた。 まだ何もわからない子にキレるなんて。三つ子の魂百までと言われる息子にとって大事な時期なのに。自分でもわかっているのにやめられない。 第三者の目がないとどこまでも怒れてしまう。自分が怖くて平日は毎日、午前も

        • ビーズのこと

          10年以上前のこと。 当時は小田急線沿線に住んでいて、町田の路地裏に素敵なビーズショップがあった。 古い喫茶店のような昏い店内には、ヴィンテージやアンティークのビーズ、ボタン。 ヴェネチアンビーズやドイツビーズ。 現行品でもチェーン店とはひと味違う品物があって、繁々と通った。 しかし程なくして、そのお店は閉店してしまった。 浅草橋に本店があったが、私は町田店の雰囲気が好きだった。 その時手に入れた素材は今でもいくつか残っている。 ドイツのアンティークビーズはモッツァレ

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