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自分の本音がわからなければ爆散しろ(火星かに座期:2021/4/23~6/11)

少しでも気持ちが楽になるように動く。

この記事の趣旨は以上です。趣旨だけではなにもわかりませんね。
というわけで、サクッと具体例を挙げてみようと思います。私は「記事を書くのが面倒くさい気持ち」「記事を書かないとなんだか落ち着かない気持ち」を比べた結果、後者が勝ったので記事を書いています。
みなさまも「記事を読むのが面倒くさい気持ち」と「記事を読んでおいたほうがいい気持ち」を戦わせて、勝ったほうを選択していただければと思います。

さて、2021年4月23日~6月11日にかけて、火星がかに座を通過します。
かに座というのは「私の心」に大注目する星座でもあるので、今回は「心の置きどころ」についてお話させていただく所存です。
ちなみに、かに座生まれのひと限定ではなくて、創作をやっているひと全般に向けた内容です。


そもそも火星ってなに?

占星術的にものすごくざっくりと言うと、火星は生き残るための武器です。本能をあおり、命を燃やす着火剤です。目の前の環境を切り拓き、自分自身を切り裂く刃です。持て余しているとくすぶり、押し入れにしまい込んでいると生き血を求めるようになります。

火星をちゃんと使ってあげることで、より強い作品をつくり、よりぶっ刺さる発表ができるようになったりします。変なやつに絡まれたときに、相手を撃退する上でも役立ちます。火星というレンガで殴り続ければ相手はうんともすんとも言わなくなる。
なので、「火星を活用することで、心身ともに強い創作マンになろう!」がこの記事の趣旨です。


「~するべき」に要注意

火星は1.5~2年間かけて太陽の周りを公転します。

いわゆる12星座は黄道(太陽の通り道)上の位置を表していて、おひつじ座から始まりうお座で終わります。

今回、おひつじ座の入り口を出発した火星が太陽の周りを一周する期間は、2020年6月28日~2022年5月25日です。
火星がおひつじ座にいた2020年6月28日~2021年1月7日の間に始めた・始めようかな~と思ったものごとを発展させて(よくわからない方向にぶっ飛んでいくこともあります)、火星がやぎ座に入る2022年1月24日~3月6日あたりになにかしらの結果や成果物として着地させたいです。
それ以降は今までの振り返りとかに費やします。

という話を聞いて、「来年にはこうなっていたいな、こんなことができるようになりたいな、あれを完成させたいな~」というイメージ(あるいは具体的な計画)が思い浮かんだ方もいるのではないでしょうか。制作に慣れてらっしゃいますね。
が、このとき、「結果を出さなければ」「結果を出すためにこれもやるべきだな」と考えてしまう場合は要注意です。
今は火星かに座期なので、そういった「~するべき」からは、意識して距離をとっていきましょう。かに座は未来の成功に幸せを求めるのではなくて、今の自分自身を満たすことを重視しているからです。

火星がかに座を運行する期間は、2021年4月23日~6月11日です。

なぜ「~するべき」から意識的に離れる必要があるのでしょうか?
それは、「~するべき」ばかりを追いかけていると、今の自分が犠牲になるからです。追いかけていること自体が楽しければ構わないんですが、「やらなければ……」と無理やりやろうとするのはやめておきましょう。それでやったところで、「作業すること=嫌なこと」と刷りこまれてしまい、ますます腰が重たくなったりします。
また、やろうとしているのにできなかったら最悪です。「なんでできないの!?」と自分を(意識的であれ無意識的であれ)責めてしまい、メンタルがごりごりと削れ、パフォーマンスがガタ落ちしかねません。

人生には「とにかくやる!」ということで突破できる局面も多々あると思います。「大変そうだからやりたくなかったけど、気合を入れてやってみたらそんなでもなかった、むしろ楽しくなってきた」という現象は、身に覚えのある方も多いのではないでしょうか。私はあります。

冒頭で書いたとおり「やらないで気にし続けるよりも、がんばってやったほうが気持ちは楽」なら、がんばったほうがいいです。
が、自分の胸に手を当てて「それでもがんばりたくねえ」という本音が聞こえたら、腹をくくって「おれはがんばらねえ!」と決めてしまいましょう。「やらないと……でもやりたくない…」の間で揺れている状況は、激しく消耗するのでますます「無理」という気持ちが強くなってしまいます。


自分の本音がわからなければ爆散しよう

とはいえ、「自分の気持ちがわからない、本音が聞こえてこない」という人も少なくないのではないでしょうか。このへんは普段から自分の心の声を聞こうとしているかどうか、つまり自分自身との信頼関係が築かれているかどうかが大事な気がします。が、たった1ヶ月半しかない火星かに座期間になんらかの取り組みをしてどうにかなるものとは思えません。

がんばるべきかがんばらないべきかわからないときは、とりあえずがんばろうとしてみて爆散し、「やっぱ無理ー!できない!心の底からやる気がない!」と確認するのも手です。
火星は否定のエネルギーも司っているので、負の感情を引き起こすような行動をとったほうが「わかりやすい」場合が往々にしてあります。

また、「気持ちの上ではがんばりたくないけど、がんばることが『正しい』はずだから……」という思い込みが、自分の本音を把握することの妨げになっている場合も多々あります。
この思い込みをどうにかするために、火星ふたご座の記事に書いた「自分の内側にある『正しさ』から意識的に離れること」が必要になってきます。いったん力を抜くことで、心のままに動きやすくなるわけです。
ちなみに、すでに火星ふたご座期は終わっていますが、ふたご座的な善悪判断をしないスタンスは今後も重要になってくるので、引き続き意識してみるのもおすすめです。

長々と書きましたが、要は「今の自分にとって少しでも気楽、あるいは少しでもマシなほうを選ぶことで、自分のご機嫌取りをできるようになりたいね~」ということです。
……と書くと「ご機嫌にならなければ……でもなれない……」と落ち込んでしまう人もいそうですね。なにをしても楽になれない場合は、「もうこのままずっと不愉快なままでいる!」と腹をくくってしまったほうが楽になったりもするので、ぜひ?お試しください。

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