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体力さえあればどうにかなる(火星おうし座期:2021/1/7~3/4)

体力をつけろ。
健康になれ。

この記事の趣旨は以上です。ここで読むのをやめてもいいですが、やめなくてもいいです。
「やめなくていい」という選択肢を提示してしまったからには、記事の続きが必要なので、今回も蛇足を付け加えていきます。

火星が2021年1月7日~3月4日にかけておうし座を通過し、占星術的には「創作のよろこびを享受しろ!そしてその身に刻め!」という時期に突入します。
ものをつくるためにはスタミナが必要で、健康であったほうが気持ちよく制作できます。そして、「ものづくりって楽しいな~気持ちいいな~」という感覚を持てると、創作に取り組みやすくなります。
今後の創作活動の質を高める上で超重要な時期なので、夜更かししてこの記事を読もうとしているようなら、今すぐブラウザを閉じて寝てください。

ちなみに、おうし座生まれのひと限定ではなくて、創作をやっているひと全般に向けた内容です。


そもそも火星ってなに?

占星術的にものすごくざっくりと言うと、火星は生き残るための武器です。本能をあおり、命を燃やす着火剤です。目の前の環境を切り拓き、自分自身を切り裂く刃です。持て余しているとくすぶり、押し入れにしまい込んでいると生き血を求めるようになります。

火星をちゃんと使ってあげることで、より強い作品をつくり、よりぶっ刺さる発表ができるようになったりします。あと、コンテンツにあふれているこの時代、自分の作品の存在に気付いてもらうためには、火星の持つアピール力が必要不可欠です。
なので、「火星を活用することで、より強い創作マンになろう!」がこの記事の趣旨です。今回はおうし座なので、肉体的な強さを追求します。


みみっちいよろこび

火星は1.5~2年間かけて太陽の周りを公転します。

いわゆる12星座は黄道(太陽の通り道)上の位置を表していて、おひつじ座から始まりうお座で終わります。

今回、おひつじ座の入り口を出発した火星が太陽の周りを一周する期間は、2020年6月28日~2022年5月25日です。
2020年6月28日~2021年1月7日の間、火星がおひつじ座にいたのですが、この時期に始めた・始めようかな~と思ったものごとが2022年5月25日までのテーマになってきます。
ちなみに、上記の期間の終盤は成果物の振り返りと次の企画の下準備のために使いたいので、「2022年2月末」を目安に結果(成果物)を完成させられるよう制作を進めていくのがおすすめです。

こういう話をすると、「よし、立派なものをつくるぞ~!」「今度こそ結果を出してやるんだ!」と気を引き締め、地獄のような計画を立てて実行に移す人もいると思うのですが(そのためのバッファーとしてこの記事を読んでいるのかもしれませんね)、今回は地獄非推奨です。他人の地獄は楽しんでも構いませんが、自分の地獄は(今は)駄目です。
というのも、最初のほうで触れたとおり、火星がおうし座にいる間は「創作のよろこびを享受しろ!そしてその身に刻め!」をしたいんです。

火星がおうし座を運行する期間は、2021年1月7日~3月4日です。

なぜ「創作のよろこび」を感じ、体に覚えさせていく必要があるのでしょうか?
それは、「よろこびがないと続けられないから」です。創作は体力気力を大量に消費し、時に生命力さえ削ります。よろこびが感じられなくなると、ただつらいだけの作業と化します。完成品を手にしたときのよろこびは絶大かもしれませんが、それでも制作過程で小さなよろこびを感じていけないと、どこかで駄目になってしまいます。
ちなみに、「駄目になる」というのは、原稿が億劫になって手をつけられなくなったり、こんなにつらい想いをしたのに報われないという気持ちになったり、あと肉体的に死んだりすることです。

小さなよろこびを見いだし、積み重ねていくことは、せこくてめんどくさい感じかもしれません。ですが、「ちりも積もれば山となる」です。ことわざを引っ張り出してきたことにより、ますますみみっちさが増しました。
「原稿はやれば終わる」ってやつですね。「出るまで回せば100%」「殴り続ければ相手は死ぬ」もまあそうなんですが、おうし座は「無理しないこと」が前提なので今回はやめておきましょう。

そして、火星おうし座の時期だけは「好き」と「結果」を結びつけないように意識したいです。「好きだから結果が出る」のではなくて、「好きだから継続できて、なんかよくわからないけど結果が出たりする出なかったりする」のほうが現実に即しているのではないかな、と……。結果における「なんかよくわからないけど」の割合は案外高いです。「好き」にいろいろ背負わせると「好きではない」になりやすいので、結果を求めがちな人は要注意です。


体力(からだぢから)

「好き」「楽しい」「よろこびがある」という状態に持っていくには、肉体を元気にするのが手っ取り早いです。
ちゃんと寝てちゃんと食事をとって適度に運動して……というアレです。いずれも意思の力でどうにかしようとするより、健康的な生活ができるような「環境」を整えてあげたほうがいいのではないかな~と。
このへんについてはよくわからない占い師がいいかげんなことを言ったところで百害あって一利なしなので、個人であれこれ調べてみましょう。と、ぶん投げたところで、インターネットどころか出版物にも怪しい情報がたくさんある……どうすればいいんだよ……。

元気すぎる人は……原稿とかリングフィットアドベンチャーとかやったりしていればいいんじゃないんですかね……。
また、元気ではない状態から元気になろうとすると、なかなか元気になれない焦りでもっと元気ではなくなってしまう恐れがあるので、「多少はマシになったかも」「悪化はしていない」「悪化はしたけれど最低限にとどめることができた」くらいの感覚で十分だと思います。

そして、創作活動においては、最後は体力がものを言います。体力さえあれば大抵の締切は倒せますし……原稿はやれば終わる……。
どんなに慎重に、どんなに効率よくものごとを進めようとしたところで、「なんかよくわからないけど」泥沼にはまることもままあります。泥沼から脱出するには、やっぱり体力が必要です。
火星がおうし座にいる間に、蓄積した疲れを癒やし、さらに体力の底上げをしておけると後々役に立ちます。とはいえ、今だけ元気ゴリゴリになればいいというものでもありません。1~2月中に生活習慣の見直し・立て直しを行い、今後も継続できるような環境作りをしておけるといいかな~と。


部屋の片付けは、なにをすればいいのかわかりやすい上に、効果がしばらく持続するのでおすすめですね。「目指せ健康!」は、人によってはハードルが高すぎるかもしれませんし。
あと、アラサー以降の人は「体力の底上げ」というよりも「体力の低下防止」に主軸を置くことになりそうです……。


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