2019年に聞いていた音楽で良かったものを取り上げてみる

昨年はとにかく音楽を聞いていた一年でした。
主にspotifyに課金していたせいなんですが、「普段の自分なら絶対に聞かないだろう」と思う曲もspotifyのおかげで聞く機会が多くて、耳が豊かな一年を過ごさせていただきました。
ありがとうspotify。おかげで自分の音楽の好みが広がった気がするよ。

せっかくなので、去年聞いていた曲で自分の主戦場に関係したものをいくつか取り上げておきます。

Wake up,Girls!「少女交響曲」

諸事情でWUGちゃんについて真面目に勉強する機会があって、彼女達の楽曲を聞くことも増えていました。
WUGはいい曲が多いので何を聞いても満足出来るのですが、一年を振り返ってみると一番聞いてたのは「少女交響曲」でしたね。
「少女交響曲」は歌詞の素晴らしさもさることながら、圧倒的に作曲が素晴らしい。田中秀和の「ヤバさ」はこの曲を聞けば分かると言ってもいいでしょう。
特に歌詞に入る直前のヴァイオリンを二回繰り返しは素晴らしいですね。あの部分だけで不穏さが立ち込めてきて、曲全体を引き締めてくれる。あれは本当に天才の発明だと思います。spotifyに田中秀和作曲楽曲だけを集めたのプレイリストとか作ってたまに聞いてます。

フランシュシュ「佐賀事変」

去年はやっぱりフランシュシュが面白かったですね。
アニメ完結の記念的なものとして企画されていたはずの三月のライブで、田野アサミが「武道館に行きたい」と突然言い出した時からもう「これで武道館に行ったら絶対面白い」という気持ちで応援してきました。夏には佐賀凱旋ライブがあり、二期に向けてのプロジェクトが次々と発表されて、とても嬉しかった事をよく覚えています。やるとは思ってましたけど、本当にやってくれるとは!最高ですね。
さて、そんなフランシュシュのベストアルバムで新曲として披露された「佐賀事変」は凄かったです。どこが凄いって「東京事変じゃねーか!」ってところが。よく聞けば東京事変に似ているだけで、そこまで東京事変っぽくないんですが、初めて聞いた時は「えっ、そこまで寄せるの?」と本当に驚かされました。
作曲は原一博。EXILEに楽曲提供をしていたりと最前線で活躍されているお方ですね。どういう発注でこういう楽曲が生まれたのかわかりませんが、この東京事変っぽいメロディと衣笠さんの歌声があっててたまらないです。

アイドルマスターシンデレラガールズ「無重力シャトル」

「ゆず」って正直この銃年ぐらいのJ-POPの王道を作った人達だと思うんですよ。誰が聞いても分かるし楽しめる普遍性を持ちつつも「ゆずにしか出来ない音楽」になっていて。
私はそういう普遍的な楽しさと「自分達にしか出来ない音楽」の追求こそがゆずの面白さだと思っているんですけど、『アイドルマスターシンデレラガールズ』に提供した「無重力シャトル」は、ゆずのポップでキャッチーなメロディとアイドルソングの面白さが混ざりに混ざっていて滅茶苦茶面白かったですね。
この曲、誰が聞いてもゆずなんですよ。でもどう聞いてもアイドルソングでしかない。その組み合わせのベストマッチっぷりが最高で。
ゆずのポップさとキャッチーさをアイドルソングの方向に滅茶苦茶振り切ると、こういう「ふとした拍子に脳内で流れ出して思わず口ずさんでしまうような凄い音楽」が出来るんだなぁ、と感動しました。センターがウサミンなのもめっちゃ分かる。

西園寺レオ「Twinkle☆Twinkle」

『KING OF PRISM』における永塚拓馬ってキャラの枠組みからあんまり出ないというか、キャラクターに自分を寄せていくタイプのキャストだと思っていました。でも「Twinkle☆Twinkle」を聞いて気付かされましたね。彼は「全力で寄せていくタイプ」ってことに。
いやー曲が終盤に差し掛かるにつれて「これはレオきゅんが歌ってるのか、レオきゅんの事を全力で伝えたい中の人が歌ってるのかわかんねぇな」という気持ちになったのは去年では多分唯一ですね。それぐらい凄い。
フルで聞くと「永塚拓馬ァ……」という気持ちになるので全部聞いてください。あと『KING OF PRISM』の映画は今週末公開です。

だいあ「フレンドパスワード」

名曲。圧倒的な表現力で歌詞に込められた物語、歌っている「虹ノ咲だいあ」の気持ちをぶつけてくるのはやめて!好き!
ライブで聞けてよかったなぁと思います。さすが「天才的歌唱力」という設定持ちキャラクターに合う役者として抜擢されただけのことはありましたね。

アイカツオンパレード!「STARDOM!」

厳密には『アイカツスターズ!』の楽曲なんですけど、『アイカツオンパレード!』でも新録されたのでここに。
Bメロの「ああ蔦谷好位置だなぁ」という部分も好きなんですけど、この楽曲は「トップアイドルからこれからアイドルの道を志すものへのメッセージ」という滅茶苦茶強いテーマ性があるのがたまらないんですよ。おまけに『アイカツオンパレード!』版はみおとゆめちゃんのデュオ!
『アイカツフレンズ!』のトップアイドルと、『アイカツスターズ!』のトップアイドルの共演とかヤバすぎて、原曲もアニメ本編も何度も繰り返し聞いてました。大好きすぎる。

KING&PRINCE「koi-wazurai」

元々KING&PRINCE(というか平野紫耀)の事が好きですし、新曲が発表されるたびに「あっ、くそ。滅茶苦茶いい曲をもらってるな!」と思っていたんですが、去年の「koi-wazurai」は完全に優勝でしたね。
実写版『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』に合わせつつも知らないとまず分からない歌詞の言葉選びに、「そうくるかー!」と最初から最後までずっと楽しませてくれる印象的なメロディ。
栗原暁と前田佑の仕事と聞いて、滅茶苦茶納得しました。「乙女アテンションプリーズ」だ。

あとダンスも良いですよね、この曲。いやあ優勝ですわー(オタクはすぐに優勝させますが、私にとってこの曲は昨年の優勝です)

最後に

『Tokyo 7th シスターズ』や『ヒプノシスマイク』、『あんさんぶるスターズ!』なんかもよく聞いていたんですが、私が語るよりはもっと面白い人がいると思うので省略!
あと『少年ハリウッド』は相変わらずよく聞いてましたし、ラブライブ!フェスの関係で年末にはラブライブ!楽曲もよく聞いてましたね。それと嵐。サブスク解禁したらもう聞くしかないでしょう。「国民的アイドルは良い曲をもらってるなぁ」と思いながら聞いてました。最高。

そんなわけでラブライブ!の曲を聞きながら、グラブルに戻ります。
結局ビカラは天井して、アークは二本あるんだ……。


プリズムの煌めきを広めるためによろしくお願いします。